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<< part18-710 >> 白銀眼の青骨龍(プラチナアイド・ブルーボーンズドラゴン) 《 白銀眼の青骨龍 (プラチナアイド・ブルーボーンズドラゴン)》 融合・効果モンスター 星4/闇属性/アンデット族/攻1000/守1000 「青眼の銀ゾンビ」+「青眼の白龍」 このカードが特殊召喚した時、 このカードのコントローラーはカードを1枚ドローする。 このカードがフィールド上に存在する限り、 フィールド上の全ての表側表示モンスターの種族はアンデット族になる。 part18-710 作者(2007/08/30 ID uVZhDqib0)の他の投稿 part18-726 コメント 名前 コメント << part18-710 >>
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解説 D-1000本体にもダメージが与えられるのだが、微々たる物なので、 大人しくナイトメアコアを狙おう。 ナイトメアコアを攻撃すると本体が怯むので、突進されそうな時にコアに攻撃すれば 行動をキャンセルできる。 攻撃方法 ショット ナイトメアコアからのショット攻撃。 弾速が遅いので簡単に回避できる。 火柱ショット D-1000から発射されるエネルギー弾が着弾すると火柱を上げる。 着弾地点を確認して広い方へ避けよう。 押しつぶし エックスの上空や横で位置を合わせ、突進してくる。 エックスの上空で位置を合わせてきたら、ダッシュで本体の下を潜る。 本体のハサミより奥の位置までダッシュ出来なければ接触ダメージを受けてしまう ので、出来るだけ本体に近づいてからダッシュする。 コアに攻撃するチャンス。 エックスの横で位置を合わせてきたら壁の上のほうにつかまって、 本体が突進した来たら、壁から降りて反対側へ行く。 こちらもコアに攻撃するチャンス。
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. 【作品名】ターミネーター2 (著ランドル・フレイクス) 【名前】T-1000 with 大型ケンワース牽引車 【属性】模擬複合合金製のT-1000プロトタイプ with 大型トラック 【大きさ】身長百八十センチほどの男性警官~一般女性~太った警備員に変化。 小さな分子単位のマシーンが集まった液状金属マシーン with 大型トラック並 【攻撃力】トラックのドアを引き千切る。 天井から吊り下げられた重量二トンのI形鋼を、掴んでレールにそって走らせる力。 <ターミネーター>を掴んで振り回し、漆喰の壁を突き破り、放り投げた。 突進中に<ターミネーター>のカウンターパンチを顔面に受けたが、直前に液体化させて肘までもぐりこませ 頭部をあっというまに手に変化させて手首をつかみ、頭を別のところに現して攻撃した、 スパイク:手や指の形状をスパイクやフックに変化させて、さらに百二十センチ以上相手に伸ばして攻撃する エレベーター、車や人体を軽く切り裂ける。変化は一瞬。 ベレッタ・オートマティック:九ミリ弾丸を撃つ通常拳銃、装弾数十五発。 マシン・ピストルのような勢いで連射可能。 【防御力】液体マシーンなので物理的な攻撃で破壊は困難。 拳銃を連射で撃ち込まれても一時的によろめく程度。 ショットガンも受けながら相手に接近できる、連射されて吹き飛び倒れた。 四十ミリグレネードでも腹が裂けてよろめくだけ。 頭部を集中的に狙撃ライフル連射されて穴が十数個開き、衝撃で動きが一瞬鈍った。 一千度の炎の中心でも平気。 液体窒素の川を歩くと凍って動けなり、粉々に破壊されたが解凍後に戦闘続行。 しかし、カメレオン機能が混乱して制御不能になり、手足が触れた床や手すりの色に勝手に変化していた。 手が粘着テープのようにくっつくようになった。 溶鉱炉に叩き落されても十数秒間は活動できたが、激しい熱と音で混乱し溶け消えた。 【素早さ】<ターミネーター>以上の素早さ。 全力疾走するバイクに追いつける程のスピード、時速六十四キロ以上で走れる。 人間にはできない流体的な重心移動で、妙に優雅な姿勢で角を曲がれる。 連続で銃弾を受けて少しよろけながらも、車に走って接近できる。 体の形状の前と後ろを入れ替えることで、一瞬で向き直ることができる。 ショットガン一発なら顔面に受けても再形成しながら相手に接近できる。 十四マイクロセカンドの間に行動を決定できる。 自分に当たった銃弾の速度と角度を計算して、衝撃を和らげるために体を変形させる事が可能。 <ターミネーター>のパンチを顔面を液体化させて回避した。 【特殊能力】分子構造を液化させて銃弾を通過させたり外観を変更できる。 それぞれの分子はメインの塊と合体するコマンドにより、十四キロ以下のレンジであれば再形成される。 数秒で数m四方の床に厚さ数mm程になって広がる事が可能。 エレベーターの隙間に剣を押し込み、一度溶けて鉤状に変化してドアをこじ開けた。 複製:接触した分子構造を真似ることが出来るカメレオン機能がある。 真似できるのは同質量の物、銃や爆発物といった機械的な要素があるものにはなれない。 人間の見た目と声を再現できる、分子を膨張させれば質量の大きい太った男性にも変化できる。 犬には人間ではないことが、匂いではなく感のようなもので見破られる。 【長所】高耐久、接近戦メインの相手に強い。 【短所】冷気に弱い、反応がいまひとつ、凍結・粉砕・解凍・再生されると異常が出る。 【戦法】ケンワースで轢く、大きい相手でも特攻。 【備考】男性警官の姿、大型ケンワース牽引車に乗って参戦 同作品から参戦の<ターミネーター>が参考テンプレ 【名前】大型ケンワース牽引車 【属性】使用不能のトレーラーを牽引する車 【大きさ】十数メートル前後 【攻撃力】街路樹を折り、乗用車を蹴散らし、橋のコンクリートブロックを突き破る。 自身のガソリンに引火すると十数メートルが吹き飛ぶ爆発が起き 一千度の高温で激しく燃え上がった。 【防御力】大型トラック並、 時速百五キロで跨線橋の橋脚に突っ込んで、段ボール箱のように潰れて爆発した。 【素早さ】時速百五キロ以上の速度。 【備考】 (著)デヴィッド・ハグバーグのターミーネータ3とはリンク無しの別作品。 27スレ目 361 名前:名無しさん@公民館でLR変更検討中[sage] 投稿日:2007/02/13(火) 05 46 00 ID Q/iCDG3W あまり重要ではないけど一応 ガンダムのパラレル等々を見て思い出したんだが 小説ターミーネータ2(著)ランドル・フレイクスと 小説ターミーネータ3 (著)デヴィッド・ハグバーグ とは話が繋がってない 小説タミネタ3は映画タミネタ2の続きストーリーになっている 根拠として 2の未来ではT-1000は量産されてなくてT-Xは開発されないまま 「スカイネット」は破壊されて戦争終結。 2の現代でチップ等を処分して「スカイネット」が開発されず未来が変わり 平和な世界になって終わる。 タミネタ3では 未来で「スカイネット」はまだがんばってる T-1000は型遅れになって処分されてT-Xが量産されている。 未来は変わらず、現代で「スカイネット」が開発されて少し遅れて戦争スタート ターミーネータシリーズはT-1000とT-800の2キャラが参戦で残り1枠 ターミーネータ3はT-Xだけ参戦で残り2枠になる 24スレ目 修正 808 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/11/30(木) 17 32 11 ID mFksStkt T-1000再考察。 っても前と位置が変わらない気がするがそこらへんどうなんだろうか。 850 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/12/01(金) 05 07 54 ID Rh1dOG1z T-1000修正版、考察 ○キングコング 前回どうり勝ち ○緑 相手は防御が低い、特攻で勝ちあるいはダメージが入って有利 △○?灼熱竜 溶岩の温度は千度前後?らしいので許容範囲か ケンワース壊れてもT-1000の方が速い、粘って有利 ○センチュ もろとも轢いて勝ち ○六脚移動砲台 特攻で勝ち ×シュガー 見えない、雪で身動きとれなくなって負け ×ギタイ 攻撃効きにくい、撃たれ続けて負け ×シジミ 吸われる ×グラビ 高熱ブレスは耐えられない シュガー>T-1000>六脚移動砲台 15スレ目 591 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/06/04(日) 02 53 14 ID mz3BzVug T-1000再考 カイメン~灼熱竜で連敗して、超能力相手の連勝が追いつかなくなって 空幻にはおそらく勝ち、古猟琥依には前回どうり負け、 空幻=古猟琥依=T-1000 どうかな? ズゥ再考察 とりあえず大河原リュウコまでは行く、音速の壁付近は苦手なのでここでパス 13スレ目 212 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/08(月) 22 38 49 ID 2SexG2B0 T-1000考察 浅上藤乃=御坂美琴 =上島=抜水優弥>今在家熾乃>人飼無縁=扇屋博明=室賀真寿美 古猟邦夫=供犠創嗣>玄霧皐月 マリア>メドゥーサ ○メドゥーサ 石化しない勝ち ×マリア 拳銃じゃガーガに効かないマリアにもガーガの体が邪魔?負け ?玄霧皐月 万物に共通する最高の催眠術は効く?効かない? ○供犠創嗣 射殺、勝ち ○古猟邦夫 射殺、勝ち ×室賀真寿美 上空に転移され続ける負け ○扇屋博明~○抜水優弥 勝ち ×上島 数千度の熱はきつい負け ×御坂美琴 レールガンでずっとバラバラ、負け ○浅上藤乃 曲がっても平気、勝ち 抜水優弥の上? 連射するのは速いし、銃撃に対応して体を変化するのも速いが 攻撃動作、拳銃を構えて撃ちはじめるのが遅いので負けがいくつか これ以上は連勝できないかと思うんだがどうだろ? 12スレ目 816 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/05(金) 12 09 00 ID 2ao2EPwh 時槻風乃with時槻雪乃の 痛みを知覚した瞬間 とある能力発動はどのくらいの時間かだれかわからん? 医療関連調べたが自分には見つけられなかった T-1000考察 グラビモス>エミリア>シジミカイメン(改)>灼熱竜>ズゥ =古猟琥依=バズ>書記アニ>佐土原昌紀>ニャマラ ×ニャマラ 相性負け △佐土原昌紀 互いに効かない分け ○書記アニ 十字軍効かない負け ○バズ 連続して切っていけば勝てる? ×古猟琥依 防御突破できない、砲撃でずっとバラバラ負け ○?ズゥ 攻撃してきたところに取り付けばいける? ×灼熱竜 溶岩あいてはきついか? ×カイメン 吸い込まれる ○エミリア 切断効かない ×グラビモス ブレス連発されるときつい 超能力で勝ちを取って常人反応不可までいけるかも 11スレ目 809 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/04/17(月) 21 36 16 ID LOI9wPLB 795 液体窒素で全身を凍らされた後粉々に砕かれても、普通に液体金属が集まって再生可能。 気になって手元にあったので読み返したら、この時点で手足の先が勝手に周辺の物に擬態する動作不良を起こしている。 歩くのに力をこめて地面から足を引き剥がさなくてはならないくらい。 燃えたり凍ったりをあと十回も繰り返せば多分壊れるぞこいつ。 .
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0000zero0000の部屋へようこそ ペーパーマンで活動をしています。ペーパーマン公式HP 主に一般にいます。 26レベ ティナ使い みんなもやろうぜ、ペーパーマン!
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251 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/02(金) 19 00 36 ID ??? 3、隣の家の人 「回覧板です」 私は隣の家の人から回覧板を受け取る。 「ありがとうございました」 (なんだ……ただの回覧板か) 玄関の扉を閉めると、私は二人の居るリビングに戻る。 「じゃあ、隆さんは中学二年の頃から影が見えたって事ですか?」 「そうなんだ。見えないヤツに言っても仕方がないし、ずっと黙っていた」 「……そうですか」 隆と春樹は先に話を始めていた。 隆が一通り説明しても、春樹はまだ疑っているみたいだ。 「じゃあ、水野先生と音楽室に居た事についてはどう説明してくれますか?」 「それは、いつ会っていた時の話なんだ?」 「姉さんがその……隆さんに別れるって言った時ですけど」 「春樹にまで知られちゃってんのかぁ~。かっこ悪い……」 「ごめん、私が言ったの」 私は肩をすくめて言った。 「実のところ、その時の記憶が無いんだ。気がついたら、愛菜が泣きながら去るところだった。やっぱり……俺が泣かせたんだよな」 「記憶にないって!? 開き直るつもりかよ!」 春樹は隆の胸ぐらに掴みかかる。 「酷いよ。言い訳してくれる方がまだマシじゃない」 「今なら、二人とも信じてくれるから言うんだけど。実は俺、ミストを操るようになってからたまに記憶が無くなるんだ」 何よ……。せっかく隆を信じようって思っていたのに ①隆に帰ってもらう ②詳しく尋ねる ③様子をみる 252 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/02(金) 19 31 27 ID ??? ②詳しく尋ねる 「…どういうこと?」 私の胸の中にもやもやと不安が広がる。 「なんていえばいいかな…唐突に意識が鮮明になったとおもったら、急に意識だけ別のところへ飛ばされるような感じになる」 そのときの様子を思い出すように、視線をさまよわせながら隆が言う。 「その間、体のほうで起こってることは記憶にないんだ。意識と体が別になってるかんじがする」 うまく説明できないようで、もどかしげに隆がため息をつく。 けれど私と春樹には思い当たることがあった。 「春樹、もしかして……」 「物理的な消滅……」 「何だそれ?」 一郎君と修二君が教えてくれた、消えてしまう、という現状が起こるところだったのではないか…? 私は慌てて隆に、昨日一郎君たちから聞いた話しをする。うまく説明できなくて時々春樹が補足してくれる。 「だから、隆、あんまり無茶しないで!」 「………そうなのか」 隆は少なからずショックを受けたようだった。 これ以上隆に負担をかけるわけにはいかない… 1「私のことはもう守らなくてもいい」 2「私がそばに居ればいい」 3なにも言わない 253 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/03(土) 01 34 20 ID ??? 1「私のことはもう守らなくてもいい」 私は隆の手を取る。 「もう、十分だから」 「愛菜……」 「影を操る力は絶対に使わないって約束して」 私が掴んだ手を隆はそっと離す。 「なぜ手を離すの! 消えちゃうかもしれないんだよ」 「…………」 隆は何も言ってくれない。 「あのさ……姉さん、隆さん」 考え込んでいた春樹が突然話しかけてきた。 「隆さんが記憶を失っていた時……、隆さんは普通に会話していたんだよね?」 「うん。水野先生に促されるように言い逃れをしていたけど……」 「隆さん。意識が体に戻ったのが、姉さんが去る時ですよね?」 「ああ。宗像兄に連れられて愛菜が音楽室から出て行くところだった」 「意識がない隆さんが会話が出来るのはおかしいんだ」 春樹は一呼吸置くと、続けて話し出す。 「あくまで俺の憶測だけど……消滅の影響で不安定になった隆さんを何者かが乗っ取ったんじゃないのかな」 私は…… ①自分なりに考える ②隆を見る ③春樹を見る 254 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/03(土) 08 36 20 ID ??? ①自分なりに考える ちょっと待って。 キスの時の記憶がなかったって言ったわね。 それじゃあ一回目、私が初めて見たときはどうなるんだろう。 隆、一回目のこと知ってた。 後から記憶がフラッシュバックするのかしら。 今のことは忘れているみたいだし……。 一回目のことは水に流すとか言ってるから 安易に口に出せないのよね。 なんか色々ありすぎて頭いたい。 1・いっそ隆にそのことについて聞いてみる 2・春樹に相談してみる 3・御門君なら答えをくれそうな気がする。 255 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/03(土) 09 30 52 ID ??? 1・いっそ隆にそのことについて聞いてみる 「…ねぇ隆、一回目は?初めのときは記憶があったのよね?」 「ああ」 隆はバツが悪そうに頷く。 「力のこと隠さなくて良いから言えるけど、ミストを強化しようとしてたんだ」 「?」 疑問の表情を浮かべる私と春樹に、隆が説明をする。 「ミストは人に取り付いて人の生気をすって強くなるってのは知ってるよな?」 頷く私と春樹を確認して続ける。 「でも、それだと複雑な命令は出来ないんだ。作った主である俺から離れるから」 ちょっと間を空けてこちらを見る。 「ミストは作った本体、俺のことだけど、俺といるとかなり複雑な命令も受け付ける。俺の意思をそのまま実行するから」 ここまではいいか?と隆が確認する。私と春樹が頷く。 「でも、ミスト自体は本体である俺から生気を奪うことはない。強くするには他の奴の生気が必要なんだ」 「じゃぁ、あのとき水野先生の生気を…?」 「まあ、そうだな……別にキスする必要はなかったんだが、やけに先生が積極的で…」 言いにくそうに隆が目をそらす。 それは当然だろう。水野先生は一郎君に頼まれていたんだから…。 「あ、もちろん生気をもらうって言っても命に別条がない程度で…」 無言の私にあわてたように、隆が付け加える。 私は… ①「それでキスしちゃったんだ、サイテー」 ②「仕方ないよね…水野先生にも目的があったんだし」 ③無言で隆を見つめる。 256 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/03(土) 10 04 19 ID ??? ①「それでキスしちゃったんだ、サイテー」 ボソッと呟く。 事情があったとはいえ、今までの真剣な隆がなんだか一気に台無しになってしまった気がする。 ……ついでに言うと私の感謝の気持ちとか無駄に悩んだ時間とかも。 (流されやすいにもほどがあるよ、隆……) 私は白けた気持ちのまま、隆を見る。 「まあ……確かにキスしなくてはならないと言うならともかく、 別にそうじゃないのにキスしてしまうって言うのは……ちょっと」 春樹も呆れたように隆を見ている。 「いや、その、それは」 言い訳するつもりだったのか、隆は口を開いたけど……うまく言葉にはならなかったみたい。 「…………ごめん…………」 やがて、私に向かって大きく頭を下げた。 1、「私に謝られても困るよ」 2、「謝ってすむ問題じゃないよ」 3、「隆は誰でもいいわけ?」 257 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/03(土) 10 25 10 ID ??? 1、「私に謝られても困るよ」 私の言葉に、隆が情けない顔をする。 私はため息をついてふと手に持ったままの回覧板に目をおとした。 (あれ?) いつもの町内会誌の隙間から何かがのぞいている。 (封筒?) それを引き抜く。 『大堂 愛菜 さま』 表には私の名前が印刷されている。 「…な、に?」 「どうしたの姉さん?」 「どうした?」 春樹と隆が私の持つ封筒に移る。 なんで回覧板に手紙なんて挟まっているのか? ひっくり返してみると、差出人の名前。 それは… ①水野先生 ②周防さん ③隆 258 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/03(土) 11 58 33 ID ??? ③隆 隆の名前だった。 宛名と同じく…手書きではない、印刷されたもの。 何の手紙なんだろう? 普通に考えるなら、最近の事……それについての謝罪の手紙? でも、それにしてはなんというか……固い感じがするし、 なにより回覧板に挿む意味が分からない。 回覧板に入れてしまえば、近所の目に付くのは当然のこと。 どこでどうなってしまうかもわからない。それが分からない隆じゃないはず。 近所の人たちがそうするとは思えないけど……。 家にはポストだってある。 お互いのメールアドレスだって知っている。 ……私に伝えるなら、他にもいろいろな方法や手段はあるはず。 (まあ、他の方法で伝わったかはちょっと分からないけどね) 何せ、大きく誤解していたわけだし。 ……一部誤解でないところもあったけど。 それとも、特に重要なことではないのだろうか? もしくは個人的なことではない……それこそご近所に関わるようなこととか? あるいは、意識が無いときの隆が関係している? 「姉さん?誰からの手紙だったの?」 春樹の問い。 隆もじっと私の答えを待っているようだ。 私は…… ①隆に覚えがあるか聞いてみる ②中を確認してみる ③手紙がいつからあったのか近所に確認する 259 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/03(土) 12 38 08 ID ??? ①隆に覚えがあるか聞いてみる 「この封筒、差出人が隆になっているよ?」 隆は私の持っている封筒を掴む。 「俺、こんなの書いた記憶が無いんだけどな……」 私は息を呑んで封筒から手紙を取り出す。 『はじめまして。僕は隆の中に潜む武といいます。 さきほど隆と愛菜さんが影についての話をしていたので、僕の存在も信じてもらえるかもしれないと思い筆を執りました』 冒頭から、妙に意味深だ。 私は手紙を声に出して読み進める。 『僕は隆の細胞を培養して作られたクローンでした。 組織は能力者の力を集めています。 ですから、施設では今でも僕のような多くの能力者の複製を作り続けているのです。 三年前、交通事故で隆が意識不明の重態になった際、損傷部分はコピーである僕の体が使われました。 それ以降、僕の意識は隆の中で目覚め、分割されていた能力は一つになりました。 影を操る力の覚醒は僕を取り込んだことによる副作用によるものです。 隆の意識がまれに剥離した場合、僕が出てきます。今のところ、僕の存在に組織は気付いていないようです。 ですが、僕は組織の人間に従うようにマインドコントロールを施されています。 僕の存在に組織が気付けば、いつどこで、あなたを傷付けてしまうかわからないのです』 『愛菜さん、あなたはすでに組織に狙われています。組織はその特殊な力の覚醒を待っています。 組織の狙いはあなたの』 あれ……中途半端のところで終わってる……。 隆の中に武君って別人格がいるっていうこと?私の特殊な力の覚醒? 私は ①隆に意見を聞く ②春樹に意見を聞く ③自分で考える 260 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/03(土) 13 52 09 ID ??? ①隆に意見を聞く 「ねえ、私と隆が影の話をしてからそんなに時間経ってないわよね?」 「そうだな、電話を切ってここにくるまで20分もたってなかった」 「その間に、この、武くん?は手紙を書いたの…?」 「そうなるんだろうな……でも………俺はその間の記憶ははっきりある」 いつの間に…?という疑問がわく。 「もしかして、隆さんとは別に、この武という人格もミストを作れるんじゃないですか?」 春樹が言う。 「その武が予め操れるようにしておいた人間を使ったとは考えられないですか?」 「じゃ、もしかして隣の人がミストに…?」 「俺ちょっといって調べてくる」 隆が立ち上がって、リビングを出て行く。 「…隆さんも後天的ではなく先天的に能力があって、それを組織に利用されていたということか…」 春樹がポツリとつぶやく。 「え?」 「この手紙が嘘じゃないなら、組織はなぜか覚醒前の隆さんの力を知っていたことになる」 私はその言葉を頭の中で反芻する。 「隆さんの力がこの事故で移植したことによる副作用なら、本来はもっと別の力を見込まれてクローンが作られたはず…」 1.「予知の力を持ってる人が組織にいる?」 2.「一郎君や修二君みたいに力のある人を見つけることが出来る人がいる?」 3.「私の力はまだ覚醒していない…?」 261 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/03(土) 16 15 47 ID ??? 2.「一郎君や修二君みたいに力のある人を見つけることが出来る人がいる?」 「そうなるだろうね。赤ん坊に力が備わっているのがわかるんだから……」 春樹は手紙を見つめながら呟いた。 「水野先生は一郎君や修二君の力を利用したいのよね? それって、組織の中に見る能力がある人がいないからじゃないの?」 「もしかしたら、能力者かどうかを判別できる方法を組織は手に入れているのかもしれない」 「どういうこと?」 「組織は高度のクローン技術があるみたいだし、能力者を判別できる技術があってもおかしくは無いよ」 そう言って、春樹は手を組んだ。 「じゃあ、水野先生が一郎君と修二君に近づく理由は何? それにあの双子は「見える力」の能力なんじゃないの?」 「一郎先輩と修二先輩が持っている「見える力」が高度なのかもしれない。たとえば、組織にはどういう能力を持っているかまでは判別できないとか……」 「そっか。修二君は隆がファントムを操る能力があるって知っていたものね」 「どちらにしろ、一郎先輩たちに聞いてみないことにはわからないよ」 私は 1.隆が帰ってくるのを待つ 2.一郎君か修二君に電話する 3.もう少し春樹と話を続ける 262 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/03(土) 16 52 59 ID ??? 3.もう少し春樹と話を続ける あ、でも… 「でも、まって…一郎君と修二君にも私の力は分からないみたいだったよ?」 確かにあの二人は見える力を持っているといっていた。 でも、いつも私の中の力を探ろうとしているようだった。 なんとなく春樹の言葉に頷いてしまったが、隆の場合は… 「隆がファントムを操れるって分かってたのは、隆の周りにいつも影があるからじゃないかな?」 私は春樹に、ファントムに取り付かれたら見ただけでは分からないことを伝える。 取り付かれるわけでもなく、影をまとっているのはそれを作り出せる人だけ。 「なるほど…、それじゃあ別の目的で近づいてるってことになるのか…」 春樹はまた何かを考え出した。そして小さくつぶやく。 「……カギ」 「え?なに?」 「修二先輩は、自分たちが水野先生が探しているものへのカギだって言った」 私は修二君の言葉を思い出す 『ん~、情報そのものじゃないんだけどね。たぶん情報へとつながる…カギ、かな?』 たしかそう言っていた。 「もしかしたら、本当にカギなのかもしれない。あの時は僕も姉さんも力のことは良くわかってなかった。だから先輩は真実を言わなかった。あのときの言葉「情報」を「力」に置き換えれば…」 「力へとつながるカギ?」 「そうだよ、組織が姉さんの力を狙ってるのは間違いない。でも、姉さん自身に力を持っている自覚がない」 私は春樹の言葉に頷く。 「可能性は二つ。まだ力に覚醒していない。もうひとつは、力を封印されているか」 春樹の言葉に聞きたいことが増えていく。 ①「力を封印?」 ②「二人は私を監視してるってこと?」 ③「私の力が分からないのに、カギになってるの?」 263 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/03(土) 19 47 55 ID ??? ②「二人は私を監視してるってこと?」 いつ覚醒してもいいように……そして、覚醒した能力が何であるかを確かめるために? そういえば、昨日ファントムが現れたときも、 『うーん、こっそり見張ってて正解?ってね♪』 修二君はそう言っていた。 それが心配からなのか、監視からなのか……私には判別がつかない。 「その可能性がないわけじゃないよ。 あの二人は、まだ姉さんに全部明かしてるわけじゃないし…… そこに何かがないとはいえないからね」 春樹が重々しく呟く。 そうだ。 あの二人にはそれぞれの目的があるはず。 そして、それを私たちはまだ知らない。 (でも、今の段階じゃ、どうにもならない……どうすることもできない) 今の私が問いかけたところで、二人が答えてくれる可能性は低い。 せめて、もう少し何か変化があれば……少なくとも変に疑ったりとか悩んだりとかもなくなるんだろうけど。 (それにしても……) ①隆、遅いな……大丈夫かな? ②春樹はよくこんなにいろいろと思いつくよね ③今一番謎なのってもしかして御門くん? 264 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/03(土) 21 53 04 ID ??? ③今一番謎なのってもしかして御門くん? 最近の出来事にかかわってる人の中で一番なぞの多い人。それは御門くんだ。 御門くんの行動を思い出す限りでは、敵とは思えない。 水野先生の組織にかかわっている可能性も0に近い。 (なぜか私を守るっていってくれる…) 自然と視線が痣へと向かう。 私が御門くんを拒否しない限り不完全ではあるけれど契約上の主の私。 (私の力はなに?) 御門くんに会いにいけば、すべてがわかる。 組織がなぜ私を狙うのかも、私の力も、そして御門くんが何者なのかも。 「……もどった」 いろいろ考えているうちに、隆が戻ってきた。 顔には疲労の色。 「どうしたの!?」 「隣の人、春樹が言ったとおりミストが取り付いてて…ちょっと処理してきた」 そういって、疲れ果てたというかんじで、ソファに座る。 1、「それじゃあ、この手紙は本当のことなんだ」 2、「隆、無理しないでっていったでしょ!?」 3.、「私に何が起こってるのか、聞いてくる」(御門くんに会いに行く) 265 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/03(土) 23 29 02 ID ??? 1、「それじゃあ、この手紙は本当のことなんだ」 「隆さんの中に武という別人格がいるのは間違いないってことだね」 春樹は隆を見て目を伏せた。 戻ってきてから、隆の顔色が悪いようにも見える。 疲労のせいか、ぐったりとうなだれていた。 「疲れたから……横になっていいか?」 「ちょっと待ってて。客間にお布団を敷いてくるから」 「いい……。このソファーで少しだけ寝させてくれ」 「うん」 隆は横になると、目を瞑った。 「隆さんのために、何か飲み物でも作ってくるよ」 春樹はそう言って、キッチンに向かう。 「なぁ、愛菜」 隆は目を閉じたまま話しかけてくる。 「何?」 「やっぱり……俺たちの関係は…もう終わってるんだよな?」 ①「うん、ごめんね」 ②「少し考えさせて」 ③「終わってないよ」 266 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/04(日) 08 04 43 ID ??? ①「うん、ごめんね」 本当は終わっていないといいたかった。 今までのことは誤解だとわかったから。 でも、それじゃあ隆は私のために力を使い続ける。 そうして無理をしていたら消えてしまうかもしれない。 今もこんなに苦しそうで、不安定さを感じる。 「それじゃあ…」 苦しそうに息をつく。 「今、お前の一番近くに居るのは誰なんだ?」 「え?」 「この先お前を守るのは誰なんだ?」 (私を守るひと?) ふっと顔が思い浮かぶ。 ①春樹 ②一郎くんと修二くん ③御門くん 267 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/04(日) 10 54 32 ID ??? ①春樹 ②一郎くんと修二くん ③御門くん 私を支えてくれるみんなの顔が思い浮かぶ。 まだ、だれと一緒にいたいかなんて決められない。 「わからないよ……」 「そうか」 そう言って、隆は腕で顔を覆う。 「今まで、ありがとう」 「いいって……。俺が好きでやってたんだから……」 「隆にはいっぱい迷惑かけちゃったね」 「それはお互いだろ……。……気にすんな…」 「ねえ、隆」 「……ん…?」 「少しの間だったけど、楽しかったよ」 「…………」 「隆?」 規則正しい寝息が聞こえる。 (寝ちゃった……。すごく疲れてたんだね) ①隆の寝顔を見る ②これからの事を考える ③もう一度手紙を見る すべての選択肢を選ぶのが無しでしたら華麗にスルーで次の人ヨロ。 268 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/04(日) 13 23 36 ID ??? ゲーム板だから、やっぱりどれか一つを選ばないと駄目なんじゃなかろうか? ゲームだと全部選ぶってできないし。 一応、選択肢選ぶバージョンで投下。 次の人に 267か、コレかどっちを選ぶかまかせるよ。 ①春樹 今一番私のそばに居て守ってくれているのは、多分春樹だ。 隆や一郎君たちとは違って特別な力はない。 けれど私は守られている。精神的に。 普通じゃない出来事に何とか耐えられるのは、普通の春樹がそばに居て私を普通でいさせてくれるから。 「……春樹、かな?」 「そうか」 隆は目を閉じたまま微笑んだ。 そのまま、呼吸が深くなる。眠ったみたいだ。 それから少しして、春樹が飲み物を持って戻ってきた。 「あれ?隆さん寝ちゃった?」 3人分のココアをテーブルに置きながら春樹が隆を見る。 「そうみたい」 私は感謝をこめて春樹に笑いかける。 「……どうしたの?」 「ううん、なにも」 不思議そうな春樹に小さく首を振る。 「気をつけろ」 「?!」 眠っていると思った隆が口を開く。 「……隆さん?いや『武』さん?」 「そう。隆が眠ったから俺が出てきた」 うっすらと目を開いて武が起き上がる。 いくら隆の中にある意識だって、勝手に体をつかっていたら隆の体は休めないのではないか? けれど、武なら組織のことを色々教えてくれるかもしれない… 1、「何に気をつけるの?」 2、「隆に無理をさせないで」 3、「あなたなら、組織の目的を知っている?」 269 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/05(月) 09 31 02 ID ??? やっぱり選ぶのはひとつじゃないかな? と、思う。 2、「隆に無理をさせないで」 聞きたいことは山ほどあった。 けれど武が出てきても隆の顔色は悪いまま。 ふっとこのまま隆が消えてしまいそうな不安が心をよぎる。 「少しなら大丈夫。愛菜にお礼とお詫びを言いたくて」 「え?お礼?お詫び?」 「そうです。事故で入院していたときのことです」 武は頷いてちょっと微笑む。 「あの時、無意識にあなたが力を使ってくれたから隆も僕も生きている」 「え?」 「あなたは隆が元気になるように、ずっと祈っていてくれた。 そして、無意識に力を発動させて……組織に愛菜の存在が知られてしまった」 「…私が力を使った?」 確かに隆が事故にあったとき、私はずっと祈っていた。 隆が無事でありますように、元気になりますようにって。 でも、力を使った覚えは……ない。 「ずっと呼びかけていてくれた。夢うつつでずっとその声を聞いていた」 「夢?」 やっぱり私の力は、夢に関係するものなの? ①力が夢に関することなのか聞く。 ②呼びかけがどうして助けたことになるのか聞く。 ③お礼は良いから隆を休ませてと頼む。 270 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/05(月) 18 54 24 ID ??? 了解。選択肢は一つだけにするよ ①力が夢に関することなのか聞く。 「やっぱり、私の力は予知夢なの?」 私は武に尋ねる。 「夢……ですか。それは、少し違うかもしれない」 「え?」 (私の力は予知夢なんじゃないの?) 「きっと、予知夢だと思い込んでしまったから……。もしも夢を見るなら、なるべくいい夢のほうが良い」 そう言って、武はやさしく微笑む。 「ねぇ、武くん。それはどういう事?」 「夢は時に深層の願望を表す……。きっと、そのせいかもしれない」 (願望って、私の?) 「あなたの祈りは尊きものです」 「隆! じゃなくて…武くん、もう少しだけ詳しく教えて!」 「あ……。もう、隆がもう限界の…ようです……」 武くんはそう言うと瞼をゆっくり閉じていく。 そして、再び呼吸が深くなった。 私は…… ①春樹に話しかける ②自分の力について考える ③武について考える 271 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/05(月) 19 15 13 ID ??? ②自分の力について考える 夢は願望を表す…確かにそういうこともあるとおもう。 でも、私は隆と水野先生にキスをしてほしいなんて願望はなかった。 (むしろ逆だったはず…) 不安がそのまま夢の形になったというのならわかるけれど…。 (あ、でもそういえば…御門君に夢で会いたいって思ったら、あえたよね…) あれは確かに願望だった。 (結局夢なんじゃ…?) 願望はすべて夢につながっている。 けれど、武くんは少し違うという。 (少し違うってことは、全然違うわけでもないのよね?) 色々考えるが、頭の中がごちゃごちゃになる。 ①今はもう考えるのをやめる ②考え続ける ③春樹に話しを振る 272 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/05(月) 22 37 53 ID ??? ②考え続ける (武くんが言っていたことをもう少し考えてみよう) 『予知夢だと思い込んでしまったから……。もしも夢を見るなら、なるべくいい夢のほうが良い』 そう武くんは言っていた。 予知夢だと思い込むって、やっぱり私の力は予知夢じゃないって事なのだろうか。 でも、夢をみるならいい夢のほうがいいって武くんは言った。 それって、やっぱり夢と関わりがあるって考えたほうがいいのかもしれない。 (思い込み……ってところが気になるのよね) 私が『予知夢かもしれない』って思い込むと夢が現実になるってこと? もし私が思い込まなかったら、それは現実として起こらなかった……? 隆と水野先生のことは起きて欲しくないと思っていた事が、現実に起こってしまった。 御門君には会いたいと思ったら会えた。 これはすべて夢で見た事だ。 そして、最後に『あなたの祈りは尊い』っていっていた。 祈りって……強く思い、願うこと。 私は隆が助かって欲しいとz強く願い続けた……、そして、それは叶ったんだ。 (私の祈りと夢の関係がもう少し分かればいいんだけどな) 1.考えるのをやめる 2.もう少し考える 3.春樹に話を振る 273 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/05(月) 23 02 56 ID ??? 2.もう少し考える (あぁ、でも、まって…) 私は予知夢をみても覚えていない。 こんなのが力なのかと、ずっと不思議におもってた。 覚えていなければ、予知夢として全然つかえないって…。 もし、予知夢だと思っていたのが、普通の夢で… 私の不安とかが現れたただの夢だとして… (それが現実になったって…?) 予知夢じゃなくて、私がそれを強く思ったから? いいこと、悪いこと関係なく強く思ったからそれが現実になった…? (まさか、ね) 「……まさか、ね」 私の心の声に重なるように、春樹のつぶやき。 おどろいて、春樹を見る。 (もしかして、同じことを考えていた?) ①「春樹は武くんのいったことどう思う?」春樹の話を聞く。 ②「私、考えてみたんだけど…」春樹に私の予想を話してみる。 ③「隆風邪ひいちゃうかな?」考えるのをやめて隆に毛布をもってくる。 274 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/06(火) 13 34 49 ID ??? ②「私、考えてみたんだけど…」春樹に私の予想を話してみる。 おそるおそる私は考え付いたことを口にする。 「まさか、とは思うんだけど…私が強く思ったことが現実になる…とか?」 「…………」 春樹は困ったように私を見る。 「そんなことないよねっ!?もしそんな力なら…」 もしそんな力なら…組織に狙われてもぜんぜん不思議じゃない。 ふと、脳裏に浮かんだ言葉に思わず身震いする。 「……ねえさん落ち着いて。まだ何もかも推測の域をでないんだから」 言いながら少しさめてしまったココアを私に手渡してくれる。 「それに、もしそうだとしても、全部が全部かなってるわけじゃないだろ?」 そういわれて、よく考えてみる。 確かに、思っただけでそれが現実になるなら、私の本当のお母さんは今私のそばにいるだろう。 テストなんかも軒並み100点とかとれているはず… 1、力を使いこなせてないのかな? 2、でも、そんな怖い力なら要らないよ…。 3、もう、考えても仕方ない、御門君に会いに行こう 275 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/06(火) 23 56 36 ID ??? 1、力を使いこなせてないのかな? 「私の力がまだ不十分ってこと……?」 「わからない。だけどこれは憶測に過ぎないんだから、姉さんは気にしちゃだめだ」 「うん……」 私の思ったことが現実になるのなら、こんな恐ろしい事はない。 相手に腹を立てたり恨んだりすることだって当然ある。 もしも、私が強く憎んだり恨んだりすることで、その相手を不幸にさせてしまったら……。 「……姉さん、大丈夫?」 春樹が心配そうに覗き込む。 「へ、平気だよ。それより、隆に毛布持ってくるね」 私は毛布を持ってきて、寝ている隆にそっと掛けた。 「まさか……隆に影を操る力があるなんて思いもしなかったよ」 私は春樹に声を掛けた。 「それだけじやなく、別人格まであるんだから……もう、驚くしかないよな」 春樹はそう言って、苦笑する。 隆は穏やかな顔をして眠っている。 そんな寝顔をみていると、まるで何も知らなかった頃に戻ってしまったようだ。 だけど、私も春樹も隆も、普通の生活には戻れない。 (戻れるものなら……戻りたいよ) ①隆が起きるのを待つ ②御門君に会いに行く ③最初の頃に戻りたいと強く願ってみる 276 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/07(水) 09 15 41 ID ??? ①隆が起きるのを待つ 元の場所に座りなおし、隆の寝顔をぼんやりとながめる。 ふと、手紙の内容と春樹の言葉を思い出す。 「隆の本当の力ってなんなんだろうね?」 「…え?」 唐突につぶやい言葉に春樹が一瞬疑問の表情を浮かべ、それから首をかしげた。 「ああ…なんだろう?もしかしたら本人も気づいていないのかもしれない」 副作用で操れるようになった影。 武の言うとおりなら、本来の力は別にある。 「影が見えることに意識がいってしまって、本当の力にのほうには気づいてないんじゃないかな?」 春樹が隆を見ながら言う。 「本来の力が何なのかは分からないけど…力を使うのは危険なんだから知らないほうがいいことなんだよきっと」 「そうだね」 春樹の言うことはもっともだ。 チャーラーラーチャラーラーラー 「あ…」 唐突に携帯電話が鳴る。 あわてて取り上げて、ディスプレイを見ると… ①一郎くんの名前 ②修二くんの名前 ③香織ちゃんの名前 277 名前:名無しって呼んでいいか?[age] 投稿日:2007/03/07(水) 23 24 57 ID ??? 保守 278 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/07(水) 23 41 07 ID ??? 流れ切って失礼します。 最近の投下率は異常ww職人さんたち、いつも乙+GJ!! 279 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/08(木) 01 32 56 ID ??? ③香織ちゃんの名前 「もしもし、愛菜?」 通話ボタンを押すと聞きなれた香織ちゃんの声が耳に飛び込んできた。 知らぬ間に身構えていたのか、肩の力がぬけていくのを感じる。 「香織ちゃん! どうしたの、休みの日に電話なんて」 「どうしたの、はこっちのセリフ! 昨日学校休んだでしょ? そんなに怪我の具合悪いの? 大丈夫?」 電話の向こうで眉間に皺を寄せる香織ちゃんの顔が目に浮かぶようだ。 「…それでわざわざ電話くれたの?」 「悪い?」 「ううん。怪我は大したことないんだけど、大事をとってお休みしたの。 メールしとけばよかったね、心配かけてごめん」 反省して素直に謝ると、香織ちゃんは諦めたように笑った。 「まったくもう……。あ、そういえば。昨日愛菜の弟さんも早退したんだって? 脳震盪起こしたって聞いたけど、大丈夫なの?」 「うん。念のため検査もしてもらったけどなんともないって」 「そっか、良かった。でも弟さんもやるねー」 それまで神妙に話していた香織ちゃんの茶化すような声が気になって私は顔を上げた。 当の春樹は所在無さげに窓の外を眺めている。 「? 何の話?」 「聞いてないの? 女の子かばって怪我したってちょっとした噂になってるよ?」 そんな話は初耳だ。私は… 1、香織ちゃんに詳しく話を聞いてみる 2、なぜか動揺して言葉を失う 3、あとでさりげなく春樹に確認する 280 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/08(木) 06 46 24 ID ??? 2、なぜか動揺して言葉を失う (え?) 急に香織ちゃんの声が遠くなる。 (春樹が女の子をかばって…?) ちらりと春樹を見る。 春樹は何か考えているのか、少しうつむいて難しい顔をしている。 (そうだよね、春樹優しいもん) 困った人がいれば誰だって手を差し伸べるのが、春樹だ。 (私もいつも助けられてばかりで…) 急に苦しくなった胸に無意識に手を当てる。 「……だからね、って愛菜?聞いてる?」 「え?あ、ごめん、なに?」 「もぅ、どうしたの?本当は具合悪いのに無理してない?」 「だ、大丈夫だって」 「大丈夫そうな声じゃないわよっ!話しはまた後にするわ。今日と明日しっかり休んで元気になりなさいっ」 「う、ん、ごめん。ありがとう」 「じゃ、月曜日に。あ、具合悪かったらちゃんとやすむのよっ?じゃね」 なんとなく切れた電話を見つめる。 呼吸をするのが苦しい。 「姉さんどうしたの?長谷川先輩だったんだろ?なんかあったの?」 「え!?」 じっと動かない私を不信に思ったのか、春樹が顔をのぞきこんできた。 ①なんて言おうか考える。 ②春樹に昨日の話を聞く。 ③なんでもないとごまかす。 281 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/08(木) 11 58 54 ID ??? ③なんでもないとごまかす。 「あ、えーっと…」 ぼーっとしているところを、覗き込まれてあわてた。 (別に怪我のこと聞くのは悪いことじゃないよね…でも、いまさらって感じも…) 春樹は自分の失態を話したがらない。 「姉さん?」 「…なんでもないよ」 「そう?」 少し眉をしかめた春樹はテーブルに置きっぱなしのアルバムを手に取る。 パラパラとめくると懐かしい写真ばかりだ。 「あ、この写真」 「……!な、なんでこんなのまで残ってるんだよ…」 小学校の演劇のときの写真。学年ごとに違う演劇をした。 「……ちぇっ、あと2ヶ月早く生まれてれば、姉さんと同じ学年でこんなことしなくて良かったのに」 春樹のつぶやきにふと自分たちが実質3ヶ月しか年が離れていないことを思い出す。 「あーそっか、5月生まれだもんね…そういわれれば、私が3月だから私が1ヶ月…というか2週間くらい遅ければ同じ学年だったんだ」 それにしても、演劇のときの春樹… ①「かわいかったよね」 ②「かっこよかったよね」 ③「おかしかったよね」 282 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/09(金) 02 06 46 ID ??? ②「かっこよかったよね」 「…目が笑ってるよ、姉さん」 春樹が恨めしそうにこっちを睨む。 「そう?」 「そうだよ。まったく、なんでこんな写真がいっぱいあるかな…」 そう言いながら春樹はアルバムをめくった。 アップのものから全身を写した物まで、数ページにわたって舞台上の春樹を写した写真が並ぶ。 まるで舞台演劇のパンフレットだ。 「何も不思議な事はないでしょ、なんたって王子様役だしね」 「~~だーかーらー!」 春樹は顔を真っ赤にして勢いよくアルバムを閉じた。 「そんなに照れなくたって良いじゃない。似合ってたよ、白タイツ」 「姉さん!」 再び開こうとしたアルバムを春樹は素早く私の手からもぎ取った。 (そういえば当時も王子様って呼んで怒られたっけ) 不意に蘇る懐かしい光景。 春樹が王子を演じたのは… ①ラプンツェル ②いばら姫 ③白雪姫 283 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/09(金) 07 23 37 ID ??? ③白雪姫 学年ごとの演劇だったけれど、人数は結構いる。 演劇に出演する人と、舞台の外で舞台にあわせた歌や演奏する人に分かれていた。 王子様役の春樹は最後のほうにちょっとしか出番はなかったけれど…。 「うん、やっぱりかっこよかったよ」 春樹と家族になって半年くらいしかたっていない頃だったけれど、驚いた記憶がある。 「だーかーらー…」 「だって、本当にびっくりしたんだよ?春樹ってかっこよかったんだなーっておもったもん」 「………はいはい」 半分あきらめたようにため息をつく春樹。 そういえばあの後春樹はラブレターとか結構もらってた。 「そういえばあの後ラブレターとか結構もらってたっけ…」 思い出したことをそのまま口にして、ふとまた胸が苦しくなる。 「そんなの全部ことわったよ……。ねえさん、どうしたの?」 無意識に胸を押さえていた私に、春樹が心配そうに尋ねてきた。 1、「ちょっと苦しくなって…」 2、「…なんでもないよ」 3、「なんだろう?」 284 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/09(金) 23 24 53 ID ??? 1、「ちょっと苦しくなって…」 私は少し苦笑いしながら正直に言った。 すると、突然春樹の両手が私の肩に置かれる。 「……ど、う、し、てっ。そういうことを黙ってるんだよ、姉さんっ」 怒り半分呆れ半分といった感じで春樹が言った。 「えーと、さっき、急にだったし……その、ちょっとだけだったから。ね?」 「はぁーー……」 たどたどしく弁解する私に、春樹は大きくため息をついた。 そして、私から手を離す。 「もうここはいいから少し休んできなよ」 「え、だ、大丈夫だよ?」 そんな大げさな……と慌てる私の鼻先に、びしっと突きつけられる人差し指。 「ダメだよ!姉さんはそうやっていつも無茶するんだから」 「あの、でも、隆が……」 なおも残ろうとする私の後ろに回って、春樹が前へ前へと押してくる。 「俺が見てるから!姉さん、頼むから少しは自分の心配をしてくれよ!」 半ば追い出されるようして、私はリビングから出た。 「ちゃんと休んでること!いいね?」 春樹はそういい残して、リビングのドアを閉めた。 「あはは……はぁ」 残された私からは乾いた笑いと小さなため息。 (まあ、春樹も私を心配してくれてのことだもんね……) ちょっと複雑な気持ちもあったけど、私は素直に部屋に戻ることにした。 部屋に入ってすぐ、ベッドに倒れこむ。 (なんだか、疲れたし……今だけ。ご飯まで。ちょっと……休憩……) だんだんと意識が薄れていく。 (今だけ、何も考えずに。ゆっくり―――) そして、私の意識は途切れた。 (……?) ふと、誰かに見守られているような気がして、そっと目を開ける。 ぼんやりとした意識のままで目の前の人物を確認しようとするとそこには…… ①御門君がいた ②周防さんがいた ③お母さんがいた 285 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/10(土) 01 02 33 ID ??? ②周防さんがいた 「よっ」 目の前の人物は軽く手を上げて挨拶してくる。 それだけなら特に問題ない。 問題なのはその距離だ。 「わぁっ!? ち、近っ!近い!近いですっ!」 私は慌てながらも後ろに下がって距離をとる。 「ははは、お前さんはホント面白いヤツなー」 そんな私の様子を見て、その人は子供のように笑うだけだ。 「ちょ、いきなり何なんですか―――周防さんっ!」 私の口からすんなりと出てきた彼の名前。 それを皮切りにこの間の夢でのことを次から次へと思い出していく。 ……どうしてずっと忘れていたんだろう? 「おー、覚えてたか。それとも思い出したか? ま、どっちにしろえらいえらいっ」 周防さんは嬉しそうに笑いながら私の頭をわしゃわしゃと撫でた。 「か、髪がぐちゃぐちゃになるからやめてくださいよぉっ」 髪をおさえて、私はほぼ無意味な抵抗を試みる。 「ほれほれー」 私の反応が面白かったのか(?)、周防さんはしばらくそのまま撫で続けていた。 …………が、やがて。 「なんか、あったか?」 不意にその手を止め、私の顔を覗き込んでくる。 「え?」 「言ったろ。お前さんは分かりやすい顔をしてるって。 疲れてるの、もーバレバレだぞ?」 周防さんが優しく笑いながら、私の頭をまた撫でてくる。 今度はゆっくりと……優しく。 「何か悩んでるんなら、お兄さんでよければ相談に乗ってやるぜ? ……ま、話すも話さないもお前さんしだいだけどな」 言いながら、「どうする?」とばかりに僅かに首を傾ける周防さん。 私は…… 1.話す 2.話さない 3.曖昧に誤魔化して話す 286 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/10(土) 08 14 16 ID ??? 1.話す 「組織って、何かなっておもって…」 するりと口から出た言葉に自分でも驚く。 「組織?」 周防さんはひょいと眉を上げた。 「私をねらってるんでしょ?隆には自覚はないみたいだけれど、隆の中の武くんは組織の人みたいだし…」 組織に武くんの存在がしられていないから、今は組織の人とは違うのかもしれないけど、少なくとも組織の人だった。 力のある人のクローンを作っているというのは、武君が教えてくれた。 「まあ、ヤツは昔から手段を選ばないやつだったよなぁ…」 「え?」 苦々しげに苦笑する周防さんを思わず見つめてしまう。 「周防さん組織のこと知ってるんですか?」 「うん、知ってるよ。というか、組織を作ったヤツを知ってる」 ①組織の目的を聞く。 ②組織を作った人のことを聞く。 ③周防さんが何故知っているのか聞く。 287 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/10(土) 14 19 20 ID ??? ②組織を作った人のことを聞く。 「どんな人なんですか?その人」 「んー………………」 問いかけると、周防さんは微かに唸りながら考え込む。 しばらくして出てきた答えはこうだった。 「一言で説明するのが難しいヤツだな。 簡潔にまとめるのがまず無理。…これは今、気がついたんだけどな」 うんうんと神妙に頷きながら、周防さんは言葉を続ける。 「手っ取り早く会えば分かるんだろうが…そりゃお前さんの望むところじゃないだろ?」 今度は私は頷く。 「じゃ、今は気にしないほうがいいと俺は思うぞ。 わからんことで無駄に悩んでもストレスたまるだけだから。なっ?」 「は、はぁ…まあ、そうですね」 周防さんは苦笑いしながら小さくため息をついた。 「にしても、お前がそこまで悩んでたとはな。 そーんな疲れた顔になるまで考えこんで…ホントに大丈夫か? 胃潰瘍になってないか?頭ハゲたりしてないか?」 そして、私の頭をポンポンと軽く叩きながら聞いてくる。 「大丈夫ですよっ。た、たぶん…(周防さん、その心配は微妙です)」 されるがままになりながらも、なんとなく微妙な心境になる私。 「それに、その…それもあるんですけど。 他にもいろいろとあってですね…はぁー」 「ふむ……なるほどな」 ごにょごにょと呟きながらため息をつく私を見て、周防さんはひとつ頷く。 「じゃあ、お兄さんから提案だ。 …どうだ、ここいらで一度ゆっくり休憩してみるってのは」 「休憩?」 休憩って、どういうことだろう? 普通に考えれば休むってこと…だよね? 「そうそう。明日一日だけは、考えるのも悩むのも全部にしてだな。 で、パーッと遊ぶんだよ!」 満面の笑みで周防さんが言う。 ①「そりゃ、そうできたらいいんでしょうけど…」 ②「みんなが大変なのに、そんな無責任なことできませんよ」 ③「どういうことですか?急にそんなこと言い出すなんて」 288 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/10(土) 15 05 42 ID ??? ③「どういうことですか?急にそんなこと言い出すなんて」 「だから、お前さんは疲れてる。考えすぎてるんだ」 ぽんぽんと私の頭をたたきながら、周防さんが優しく言う。 「お前さんの性格じゃ無理かもしれんが、お前は悩みすぎちゃいけない」 言い聞かせるような言葉がすんなりと心に染み渡る。 「悪いことばかり考えていると、いいことはないぞ。気分転換して明るく前向きに先をみるんだ」 「でも……」 周防さんの言うこともわかる。悪いことばかり考えちゃいけない。 でも、ファントムが私の都合を考えてくれるとも思えない。 「安心しな。お兄さんにまかせなさい。明日は何も起こらない。お兄さんが一肌脱いであげよう」 そういって周防さんは私の左手を取る。 「一日だけ契約だ。明日だけ俺が君に害をなすものを近づかせない。……さあ、返事を」 契約…なんて答えよう…? 1.「お願いします」 2.「どうしてそこまでしてくれるんですか?」 3.「周防さんは味方なんですか?」 289 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/10(土) 16 21 22 ID ??? 3.「周防さんは味方なんですか?」 「味方……か」 周防さんはゆっくり呟く。 その質問をまるでかみ締めるかのように。 「その答えはイエスであり、ノーでもある」 やがて、静かにそう答えた。 「どの視点から物を見るのか、そしてお前がどのように動くのか。 ……それによっても俺のスタンスは変わってくる」 周防さんの、諦めたような……寂しそうな笑い。 (どうして、そんな表情……) なぜか強く胸を締め付けられる。 「正直に言っていい。……俺が信用できないか?」 私をまっすぐ見つめて、周防さんが問いかけてくる。 「……」 何もいえないでいると、周防さんはゆっくりと手を離した。 「ごめんな?」 「あ……」 離れていく感覚がなんだか悲しくて。 私は俯くようにして、周防さんの手をじっと見つめていた。 「なら、冬馬でも構わないぜ?」 不意にかけられたその言葉に顔を上げる。 ……それとほぼ同時に、頭の上に置かれた大きな優しい手。 「大事なのは、お前の意思だ。 俺はお前に、今はゆっくり休んでほしいと思ってるんだよ。 それだけは……絶対に嘘じゃないって言える」 周防さんは、暖かい……優しい表情を浮かべていた。 「だから、俺のこと信用できないならできないで構わないさ」 そして……最後にはいつもの子供のような笑顔を浮かべたまま、そんな悲しいセリフを言った。 私は…… ①「信じます、周防さんのこと」 ②「……御門君なら絶対に安全なんですか?」 ③「周防さんを信じたいから……まずは3人で行きましょう」 290 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/10(土) 17 00 47 ID ??? ①「信じます、周防さんのこと」 一呼吸おいて言った私に、周防さんは少し目を細めた。 「少なくとも今は…。私にもこれからのことはわからないし、どうなるかわからないけど」 ずるい言い方かもしれないと思ったけれど、今いえる精一杯のこと。 「今は、周防さんを信じます」 私の言葉に周防さんはうれしそうな、あきらめたような微妙な顔をして笑った。 「…かわらないな。相変わらず…。お前さんらしい答えだよ。でもまあ、いい答えだ」 周防さんはもう一度私の左手をとった。 「それじゃ、契約だ。明日一日お前さんを守ろう」 「…お願いします」 私の言葉に周防さんが私の左手に唇を寄せる。 周防さんが離れた後、左の手の甲に星型の小さな痣。 (今度は爪じゃないんだ…) ぼんやりとどうでもいいことを思っていると、周防さんがどこか遠くを見るような目をしていった。 「そろそろ目覚める時間みたいだな。ちゃんと明日はゆっくり休むんだぞ」 周防さんの声がだんだん遠くなっていく…… コンコン ノックの音に目が覚めた。 「姉さん、晩御飯の準備できたけど起きてる?」 「うん、今行く」 ぼんやりする頭を振って、部屋を出る。 リビングへ寄ると隆も起きていた。 「あ、隆。どう?疲れは取れた?」 「ああ、悪かったな。気ぃつかわせたみたいで」 そういいながら、毛布を持ち上げる。 「きにしなくていいよ。そうだ、一緒に晩御飯食べていかない?」 「よければどうぞ。実はそう思って多めにつくったので」 リビング顔をのぞかせた春樹も隆を誘う。 「あ~、どうしようかな………」 悩むように言った隆の視線が、私の左手に吸い寄せられる。 「…愛菜、その痣……さっきまでなかったよな?」 「え?」 言われて左手を見る。そこには確かに少し前まではなかった星型の痣。 フラッシュバック。 夢での出来事を思い出す。 1.なんでもない 2.夢でのことを言う。 3.ごまかす 291 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/10(土) 18 14 44 ID ??? 1.なんでもない 「なんでもないよ」 私はとっさに手を隠す。 周防さんを信じることにしたけれど、春樹や隆が信じてくれるとは限らない。 「ふぅん……」 隆は隠した左手から視線を外そうとはしない。 じっと、見つめ続けている。 (なんとか、話題を逸らさないと……) 「ね、ねぇ、隆。さっき、春樹が持ってきたアルバムを一緒に見ましょうよ。 小さい頃の隆もたくさん写ってるんだから」 「え? ……俺はいいよ」 「どうして? いいじゃない」 「それより、愛菜のアザ……」 「晩御飯ができるまで、姉さんと見ていたらどうですか?」 再び顔を覗かせた春樹が加勢する。 (ナイスフォロー、春樹) 「だめって言っても、勝手に見ればいいのよね。えーっと……」 私はアルバムをパラパラとめくる。 「あっ、これは私の六歳の誕生会の写真だよ。隆、ちっちゃくて可愛い」 吹き消したケーキの前で何人かの子供たちが笑っている写真を指差す。 「愛菜だって、小さいだろ……」 隆はようやく左手から視線を外して、写真に見入った。 「この時に隆からもらったプレゼントの小さなテディベア。私、未だに大切にしてるんだから」 「六歳の頃にもらったのを大事にするほど、愛菜って物持ちよかったか?」 『ホントか?』という疑いの眼差しを向けられて、思わずムッとする。 「嘘なんか言わないわよ。失礼ね」 「じゃあ、その証拠の品を見せてみろよ」 ①テディベアを部屋から持ってくる ②私の部屋に行って証拠を見せる ③別の写真の話に移る 292 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/10(土) 19 00 31 ID ??? ①テディベアを部屋から持ってくる 「わかったわよ、まってて持ってくるから!」 私は立ち上がり部屋に戻る。 チェストの上においてあったテディベアを持って、リビングにもどる。 「ほらっ」 両手でテディベアの脇を持ち隆の前に突き出す。 写真のなかよりは、少し色あせているが間違いなく同じものだ。 「マジかよ…」 隆は驚いたようにテディベアと写真を見比べる。 「ほんっっっっとに、失礼なヤツねっ」 私はテディベアを引き寄せると、そっと頭をなでる。 「これだけは、特別なんだから…」 「………」 隆にもこの言葉でわかったようだ。 私のお母さんが居なくなる直前の誕生日。 もしかしたら、この時にはすでにお母さんは私たちから離れることを決めていたのかもしれない。 甘えん坊で、まだ時々お母さんの布団にもぐりこんでいた私に『これから、この子がいるから独りで寝られるわね』といって微笑んだ。 そして、私はそのとき頷いて…。 「ま、大事にされてるんだから、こいつも本望だろ」 しんみりした雰囲気を飛ばすように隆がアルバムをめくっていく。 「あ…」 隆が手を止めた所を見て思わず声が漏れる。 その写真は… 1.春樹と隆が喧嘩した後の写真 2.春樹と隆が初めて会ったときの写真 3.中学の入学式の時の写真 293 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/10(土) 20 06 11 ID ??? 2.春樹と隆が初めて会ったときの写真 「これ……。隆と春樹が初めて会ったときのだよ」 新しい弟ができる事を隆に紹介した日の写真だった。 「あの時、俺に対して春樹のヤツ……凄い敵意剥き出しだったんだよな」 「私に対しても一緒だったよ」 「ずっと睨みつけられて何だコイツ? って思ったな」 『お前らなんか必要ない!』って、春樹に言われたのはあの日の夜だった。 そして、私はショックで泣いてしまって…… 「あの頃に比べると、春樹は優しくなったよな」 「うん。あの後に誤解が解けて『ずっと守る』って約束してくれたんだ」 「そっか……」 隆は諦めたように目を伏せ、再び顔を上げる。 その顔には、もう諦めの色は無かった。 「しゃーねけど。まぁ、春樹になら任せられよなぁ」 冗談を言うような軽い口調で隆は言った。 私は隆に掛ける言葉を失って、思わず俯いてしまう。 「しんみりすんなって。よっし! 気分転換に俺のとっておきの手品みせてやるよ」 隆はそう言うと、ひょいと私の手元にあるテディベアを奪い取る。 「ちょっと、何する気?」 「いいから、いいから……」 隆はテディベアを握り、もう片方の手を添えると深呼吸をする。 すると、隆の手の中でテディベアがピクリと動いた。 「もういいかな。そら、歩け」 机の上でテディベアがふらふらと歩き出す。 私は…… ①「かわいい!」 ②「やめて!」 ③「ミストの力?」 294 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/10(土) 20 43 14 ID ??? ③「ミストの力?」 隆の周りのミストに特に何の変化も見えなくて、不思議に思ってたずねる。 「いや、違うよ」 隆はあっさりと否定する。 「言ってなかったっけ……?あー、言ってなかったかも」 隆は記憶を探るように首をかしげ、にへらっと笑う。 「俺のもう一つの力さ」 「もう一つの?」 武の言葉がよみがえる。 「なんていうかな~、ほら昔から言うだろ?すべての物には神様がついてるってさ」 「…そう、なの?」 「八百万の神ですね。精霊とか、妖精とかそんな類の…」 「あ、春樹…」 春樹がお盆にスパゲッティを3つ載せて戻ってきた。 「お、うまそうだな。じゃ、遠慮なく」 「はい、どうぞ」 「ありがとう、で…その神様がどうしたの?」 「その物に宿ってる神様にさ、ちょっとお願いしする力さ」 「ミストと違うの…?」 「ちがうなぁ。ミストは生き物に対して使う。こっちはそうだな、物に対しての力か?ミストは生気をすって強くなる。けど、当然物に生気なんてないからな」 「まぁ…そうよね」 「もちろんミストを使って動かすこともできるけど、ミストを操るよりはもともと入ってる神様にお願いして動いてもらったほうが断然楽なんだ」 話しているうちにテディベアは私の目の前までやってきてポンと私の膝に飛び乗った。 「おまえそいつのこと本当に大事にしてたんだな。好かれてやがる」 「お願いということは、特に何か力を必要とするとか、ないんですか?」 「う~ん?どうだろう…こっちの力は事故の前からあったしな。まぁ、使えない力だからほとんど使うこともなかったが…」 「え…?」 「こっちの力は、その物に宿ってる神様の気分、機嫌しだいだからな。自由に何でもできるわけじゃない」 「そうなんだ…」 隆のもう一つの力が意外な形で明らかになって驚くほかない。 「こういう風に、大事にしている物の中に居る神様はさ、その持ち主を好きだからこうやって少しお願いすれば動いてくれる。こいつみたいに」 テディベアは、私の膝の上に来ると、ちょこんとそこに座った。 1「この子、ずっと動けるの?」 2「いつその力が使えるってわかったの?」 3「ちなみに、今はなんてお願いしたの?」 295 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/10(土) 22 48 36 ID ??? 3「ちなみに、今はなんてお願いしたの?」 「い、今?」 私の質問に、隆が急に慌てだす。 ……どうしたんだろう? 「なに、何なの?教えてよ」 問い詰めようと隆に近づく。 同じ分だけ後ろに下がられた。 「ねえ、隆ってば」 「そ、そ…………そんなこと言えるかバカっ」 追求から逃れるように、スパゲティを勢いよく食べ始める隆。 「何それ………しかもバカって」 私はちょっとムッとしながら、同じくスパゲティを食べ始めた。 「じゃあ、もういいもん。隆のけーち」 「ケチで結構だっ」 食事をしながらも子供のような言い争いは続く。 「…二人とも、もうちょっと行儀よく食べてよ」 言い争う私たちをよそに、春樹が大きなため息をついた。 そんな感じで私たちは終始和やか(?)な食事の時間をすごしたのだった。 夕食後。 隆を出入り口まで見送って、そのまま部屋まで帰ってきた。 ベッドに腰掛けて、窓の外を見てみる。 …今夜も月が綺麗だった。 「明日は、休日かぁ」 夕方の周防さんの言葉を思い出す。 彼の言葉をそのまま信じるなら、明日は特に何かを気にせずに出かけられると言うことだ。 「ふふふ」 なんだか嬉しくなる。 少し前までは当たり前だったことなのに、今は何故かとても懐かしくて尊いものに感じる。 (でも、何しようか?) あれこれと考えては見るものの、改めてみると『これ!』といったものがない。 だからと言って部屋でのんびりしていると、また一人で考え込んでしまいそうだ。 (それをしないための休日だもんね。 なら…せっかくだから、誰か誘ってみようかな?) 不意にそんなことを思いつく。 (うん、いいかも。一人でいると、どこにいても考えちゃいそうだし。 ……………でも、問題は誰を誘うかだよね) 一人悩む。 (一番妥当なのは香織かな? あ、でも、今日の電話で無理しないように言われちゃったしなぁ……) 香織は事情を知らないから、逆に余計な心配をかけてしまうかもしれない。 (だとすると……うーん) 次に考え付いた可能性。 それは、 ①隆か春樹かな? ②一郎君か修二君はどうだろう? ③御門君か周防さん?なーんて。 296 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/10(土) 23 07 51 ID ??? ②一郎君か修二君はどうだろう? つんつんとテディベアをつつきながら考える。 テディベアはまだ動いていて、つつく私の指を捕まえようと手をパタパタと動かしている。 (かわいいなぁ) 思わず微笑んで、思考を元に戻す。 今日の昼の様子を見ると、春樹も隆も疲れているみたいだからつき合わせるのは悪い。 かといって、御門くんか周防さんはどうやって連絡を取ればいいのかわからない。 夢でならあえるかもしれないけれどそのためにわざわざ夢に呼ぶのも悪い気がする。 となると、ある程度事情を知っている、一郎君か修二君…。 誘って了承してもらえるかはわからないけれど。 一郎君となら落ち着いた感じでゆったり、のんびりすごせるだろう。 修二君なら一日明るく楽しく暗いことなんか吹き飛ばせるだろう。 携帯電話を手に悩む。 さて、どうしよう? 1一郎君を誘う 2修二君を誘う 3二人とも誘う 297 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/11(日) 00 41 19 ID ??? 1一郎君を誘う 修二君は二人揃うと見えすぎる、というようなことを言っていた。 なにかが見えるということは何かしらの力を使っている訳で、 それはつまり大なり小なり疲労が伴うのではないだろうか。 ふと夕べの隆の様子を思い出す。 (顔色すごく悪かったし、辛そうだったよね…) 一郎君も修二君も色々と気にかけてくれてありがたいとは思っている。 だからこそ私の息抜きに二人を引っ張り出して、故意ではないにしろ 負担を強いるというのはあまりに申し訳なさすぎる。 そうなるとどちらか一人を選ぶのが無難なのだろうが。 (修二君、予定あるんじゃないのかな。 それに二人でいるところを他の女の子に見られたら大変なことになるんじゃ…) 華のある修二君はただ立っているだけでも人目をひくひとだ。 思いを寄せるたくさんの女の子達のうちの誰かの目に止まったとしても不思議はない。 そこまで思いついて身震いが出た。 「やっぱりここは一郎君にお願いしてみようかな」 自らを奮い立たせるように声に出して、電話をかける。 プルルル、プルルル… 無機質なコール音が延々と続く。 (一郎君、いないのかな…) 1、もうしばらくそのまま待つ 2、しばらくしてからかけ直す 3、別の人にかける 298 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/11(日) 04 57 53 ID ??? 3、別の人にかける しばらくそのまま待ってみたけれど、一郎君が電話に出ることは無かった。 (はぁ…) なんだかがっかりした気分で電話を切る。 (でも、出ないんじゃ仕方ないよね。誘いようもないし) だけど、このままだと一人で過ごしてしまうことになる。 それはあまりよろしくないかもしれない。 …何と言うか、いろいろな意味で。精神的に。 (一郎君には悪いけど、他の誰かを誘ったほうがいいかな。…ごめんね、一郎君) とはいえ、むやみやたらと誘うのも問題だ。 そろそろ決めたほうがいいのかもしれない。 (次でダメならあきらめよう。そうしたら一人でお出かけすればいいんだし…) さて、どうしよう? 1.ダメもとで修二君にかけてみる 2.春樹か隆にお願いしてみるって言うのは… 3.御門君とか事情を知ってる周防さんのほうがいいかな? 299 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/11(日) 06 29 31 ID ??? 3.御門君とか事情を知ってる周防さんのほうがいいかな? なんだかんだで御門くんには結構助けられているし、 周防さんは今回の休日の提供者でもあるわけだし……。 この辺りでお礼とか……何かできればいいんだけど。 それに、この二人のどちらかなら話が通じやすい可能性が高い。 周防さんはお休みのことを知っているし、御門くんは周防さんの知り合いみたいだった。 ……なら周防さんの名前を出して説明すれば納得してくれるかもしれない。 二人のことを考える。 かたや、休日の姿がまったくと言っていいほどつかない年下。 かたや、現実では一度も顔を合わせたことのない所在地不明の年上。 (改めて考えると、本当に謎だな……) そんなことを考えているうちに、徐々に意識が深くに落ちていくのを感じる。 彼らに一番会える確率が高い方法……夢の中で会うためだ。 (お願いだから、夢の中に出てきて!) 意識が途切れる直前、私が心に思い浮かべたのは――― ①御門君 ②周防さん ③二人とも 300 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/11(日) 08 02 28 ID ??? ③二人とも よく知らない人と二人きりででかけるのはちょっと不安だ。 3人だと安心というわけでもないけれど…。 気がつくといつものとおり学校の前。 目の前に御門君が立っていた。 (あれ…周防さんは?) おもったとたん目の前が真っ暗になる 「だーれだっ」 「……周防さん」 「あったりー」 「もう、なにしてるんですか」 振り返ると楽しそうに笑った周防さん。 「目隠し」 悪びれることなく答えた周防さんに思わず笑ってしまう。 「ところで、今回はどうしたの?」 笑う私の顔を覗き込むように身をかがめて、周防さんが言う。 「あ、そうだ!明日…もしかしたら、もう今日?暇ですか?」 「うん?……まぁ、特に予定はないよ」 「御門くんは?」 振り返るとかすかに御門君が頷く。 「それじゃあ、明日一緒にでかけませんか?」 「それって、デートのお誘い?」 「えっ、デート…?」 深く考えなかったけれど、これってやっぱりデートなのかな? 「あ、えーっと、ほら明日、一人で居ると色々かんがえちゃって、せっかくの休みなのに休めなさそうだし…」 「照れちゃってかわいーなー」 周防さんが私の頭をくしゃくしゃとなでる。 「まあ、そういうことならお付き合いしますよお姫様。冬馬もいいよな」 御門君の言葉に、少しの間をおいて御門くんが頷いた。 「よっし、決まり。で、どこ行くの?」 あ、そういえばどこ行くかとか、決めてなかった…。 1ショッピングモール 2遊園地 3二人に行きたいところを聞く 301 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/11(日) 10 43 02 ID ??? 1ショッピングモール 「ショッピングモール…とか?」 とっさに思いついて口に出す。 「うんうん、ショッピングモールね。たしかに色々あるし、一日中いても飽きないかな?」 周防さんはちょっと首をかしげてショッピングモールを思い出しているようだ。 「たしかあそこは色々施設も充実してるし…」 たしかにショッピングモール内には、映画館があり、隣接して小さな公園、そしてイベントホールではいつでもなにかしらやっている。 「デートには最適だな!」 「だから、デートじゃ…」 「照れない照れない。それじゃ、10時に駅前でまってるからさ」 くしゃくしゃと頭をなでられる。 「冬馬、お前も遅れるなよー」 同じように御門くんに手を伸ばし、くしゃくしゃと頭をなでる。 「………」 されるがままになって、御門君は頷いた。 「それじゃ、楽しみにしてるよ。そろそろ朝だ。それじゃ、お兄さん張り切って準備しちゃうよ」 周防さんの言葉と同時に、夢の輪郭が崩れていく。 ふわふわと顔に何かが当たる感触に目が覚めた。 うっすらと明るい室内。 目を開けると目の前にテディベアがいて、ふわふわとした手で私の顔をつついている。 (まだ動けるんだ…) 「おはよう」 布団から手を出してその頭をなでる。 時計を見るとまだ7時になったばかりだ。 「早く起きすぎちゃったかな?」 大きく伸びをして、部屋の扉を開けると、ふわりといいにおいがキッチンからする。 「あれ?春樹もうおきてるのかな?」 そういえば、春樹に今日出かけることを伝えないといけない。 1、今すぐに伝える 2、後にする 3、こっそりいく 302 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/12(月) 09 44 08 ID ??? 1、今すぐに伝える キッチンをのぞくと春樹がホットケーキを作っている最中だった。 「おはよう春樹」 「あ、姉さんおはよう。早いね」 「うん、目が覚めちゃった」 「姉さんも食べる?丁度焼けたけど」 「たべる~。ありがと」 春樹が焼いてくれたホットケーキを受け取りテーブルに座る。 「そうそう春樹、今日私でかけてくるね」 「どこに?」 「ショッピングモール」 「買い物?俺もついていこうか?」 「大丈夫よ。春樹も疲れてるみたいだし、ゆっくり休んで」 「俺のことは気にしなくて良いのに…。でも、気をつけて行って来てよ?何があるか分からないんだから」 「うん」 春樹には伝えたし、後は準備して出かけるだけかな。 まだ早いけど… (あれ?) 携帯電話を見ると、メールが来ていた。 見ると一郎君からだ。時間は夜中、私が寝た後にきたみたいだ。 『電話に出られなくてすまない。なにかあったのか?』 一郎君らしい簡潔なメール。 私からの着信をみて、わざわざくれたみたいだ。 どうしよう…? 1メールで返信する 2電話をかける 3返事をしない 303 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/12(月) 12 16 04 ID ??? 勢いで書いた 本当にあったら怖い話第1話(なんて) 客女「今年も同じメンツか~」 女友「あたりまえでしょwクラス替えないんだから」 客女「そりゃそうなんだけどさ~、こう、新しい出会いとか…」 女友「うはwwwwアンタからそんなセリフが聞けるとはおもわんかったwwwwやっと二次元卒業?wwwww」 客女「いや~、二次元ちっくに進んだらおもしry」 女友「ないないないwww」 ??「ほらほら、始業ベルはなってるぞ席につけー」 女友「あ、先生きたよ」 客女「え?……くぁwせdrftgyふじこlp;@:」 女友「なに、どうしたの?」 客女「て、て、てんちょーーー!?」 店長「なにをいっている。先生だ。早く席につけ」 客女「は?先生?(な、なに?どうなってんの!?)」 店長「先生がカッコいいからって、驚くのは当然だが」 客女「いや、そうじゃなく」 店長「照れなくても良いぞ。なんなら惚れてくれてかまわない」 客女「いや、だから…」 店長「さて、とりあえず、今日の予定を……」 ・ ・ ・ 304 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/12(月) 12 17 28 ID ??? (昼休み) 客女「(なんかへんっ、絶対変!!!!)」 店員「なんだ?人の顔みてそんなに驚くなよ…」 客女「なんでっ、あんたがここにいるのよ店員っ!」 店員「なんでって、俺ここの生徒だし…、てか先輩に対してその態度はどうよ?」 客女「は!?先輩?(だれがっ!?)」 新人「あ、客女さーん」 客女「えええ!?新人君まで、なんでっ!?」 新人「客女さんがこの学校だって聞いたので、前の学校から転校してきました^^」 客女「はぁ!?(てか新人くんなら本当にやりそうだけど…)」 新人「これから同じ学校です、よろしくおねがいしますね^^」 店員「そうだ、お前昼飯まだだな?一緒に食べる奴いないんだろ?俺が一緒に食ってやるよ」 新人「先輩心配には及びません。僕が一緒に食べますから^^」 店員「……っ…orz」 眼鏡「ここにいたか…」 客女「あ、眼鏡!(よかった、眼鏡は眼鏡だ…)」 眼鏡「探したぞ、今日の昼休みは生徒会の集まりがあるから来るように言っておいただろう?」 客女「へ?生徒会?」 眼鏡「そうだ。副会長が来なくてどうする」 客女「………副会長?だれが……?」 眼鏡「そこまで忘れたのか?君は生徒会副会長だろう。ちなみに僕が会長だ」 客女「はぁ!????」 眼鏡「良いから早く来い」 ・ ・ ・ 305 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/12(月) 12 18 25 ID ??? (生徒会室) 客女「(いや、うん、ここまできたら予想はしてたけど…)」 従兄「おそいぞー、早くしないと昼休み終わっちゃうジャマイカ」 客女「で……あんたは何なの?」 従兄「なんなのって、ひどいわっ、生徒会の顧問でしょー」 客女「顧問……ってことは、先生なわけっ!?てか、くっつくなっ」 従兄「何当たり前のこといってるのよーこの子はっ」 眼鏡「先生、教育委員会に訴えますよ。邪魔するなら出て行ってください」 従兄「 工エエェェ(´д`)ェェエエ工工せっかく客女と一緒にいたいから、裏から手を回して、副会長にしたのにぃぃぃ」 眼鏡「…………警察のほうがいいか」 従兄「ちょwなにその電話wwwww」 眼鏡「強制わいせつの現行犯です至急きてください」 従兄「mjk」 警察「逮捕します」 客女「はやっ」 従兄「誤解ですぅぅぅぅぅぅ」 眼鏡「………やっと二人きりになったな」 客女「へ?(な、なに?このふいんき(なぜか変換できry)」 眼鏡「君は知っているだろうか?」 客女「な、なにを…?」 眼鏡「僕がどんなに君のことを………」 新人「させませんっ!!!」 店員「……あぶなかった、おい無事か」 客女「無事って…せっかくの告白タイ……ム」 店員「…お前は、俺よりこの眼鏡のほうがいいのか?」 客女「え?(な、なに?そんな目でみないでぇぇぇぇ)」 店員「俺はっ、ずっと……お前だk……ぐふっ」 客女「ちょ……眼鏡、新人くん?」 新人「本当に油断も隙もあったもんじゃありませんね^^」 眼鏡「まったくだ」 306 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/12(月) 12 18 58 ID ??? 店長「おい、どうした?騒がしいが…」 客女「店長……」 店長「店長じゃない、先生だ。ところでそこに転がってる奴は大丈夫なのか?」 新人「大丈夫ですよ^^」 店員「大丈夫なわけあるかぁ!モロ入ったぞっ!」 眼鏡「そういう割には、すぐ復活したな。ゴキブリ並みか…」 店員「ご、ごき……」 客女「ちょ、だからなにがどうなって……」 店長「なにって…?何もおかしくないだろう?」 新人「そうですよ。何がおかしいんです?^^」 眼鏡「どこか変か?」 客女「どこって、なにもかも…」 店員「どこがおかしい?おかしくないだろう?」 新人「おかしくないですよ。僕たちは客女さんを愛しています」 眼鏡「そうだ。どこもおかしくない」 店長「普通だろう?」 客女「……いや、その、いろいろおかしすぎると…」 店員「……そうだな、おかしいかもしれない」 新人「そうですね、いまのままではおかしいです」 眼鏡「そろそろはっきりしてもらわないとな」 店長「それもそうだな……」 店員・新人・眼鏡・店長「「「「で、誰を選ぶんだ?」」」」 ・ ・ ・ 客女「はっ!(ゆ、夢か……)」 女友「どうしたの客女?」 客女「いや、一瞬寝てたみたいwwww」 女友「まーた、朝方までゲームしてたんでしょwwww」 客女「(雲行きあやしすぎw話をそらそう)それにしても、今年も同じメンツか~」 女友「あたりまえでしょwクラス替えないんだから」 客女「そりゃそうなんだけどさ~、こう、新しい出会いとか…(あれ?)」 女友「うはwwwwアンタからそんなセリフが聞けるとはおもわんかったwwwwやっと二次元卒業?wwwww」 客女「いや~、二次元ちっくに進んだらおもしry(どっかで、この流れ…)」 女友「ないないないwww」 ??「ほらほら、始業ベルはなってるぞ席につけー」 客女「………(これ、は………)」 …最初に戻る 307 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/12(月) 12 22 28 ID ??? ぎゃー、スレまちがったorz 全部投下するまで気づかなかったなんて、激しくスルーしてください;; 308 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/12(月) 13 56 09 ID ??? 307 (。・ω・)ノ゙ (ノд‐。) 1メールで返信する 日曜日だし、まだ寝ているかもしれない。 メールで返信することにする。 ”わざわざごめんなさい。 用件は済んだので、大丈夫です” 何のために電話したのか書こうかなやんだけどやめて、簡単にすませる。 返信もすんで部屋にもどって戸を開けると、何かにぶつかる音。 (あれ?) あけてみるとテディベアが転がっていくところだった。 「きゃー、ごめんごめん…」 私が出て行った後をついてこようとしたんだろう。 テディベアはとまると、また私のほうへヨタヨタと歩いてきた。 足元までやってきたテディベアを抱き上げる。 「ごめんね」 謝って頭をなでる。 (そうだ、この子に名前をつけようかな?) ①名前を考える ②やっぱりやめる ③”くまちゃん”でいいか 309 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/13(火) 06 41 47 ID ??? ①名前を考える (うん、やっぱり考えてあげよう!) ずっとくまちゃんって呼んでた人形をじっとみる。 「誕生日にもららったんだから…って、男の子かな?女の子かな?」 神様にだって性別はあるとおもうし…。 (青いリボンをつけてるから、男の子…?) 首に巻かれたリボンをなでる。 (春に私と会ったんだからやっぱり春にちなんだ名前がいいかな?) リボンをなでている私の手をふわふわした手で捕まえようとする仕草が愛らしい。 (そういえば結構風の強い日だったなぁ) 春だから、風が強い日が多いのは当たり前だけれど、あの日は特に強かった。 庭においていた鉢植えが、誕生日会の最中に倒れてしまったことを思い出す。 (でも、熊だし、男の子っぽい、強い名前がいいのかなあ?) ぱぱぱっと、歴史上の人物の名前が頭をよぎる。 どうしよう? 1.チハル 2.フウタ 3.タカモリ 310 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/13(火) 13 28 21 ID ??? 1.チハル 「よし、今日からお前はチハル。チハルって名前ね?」 青いリボンをつけているからといって、男の子とは限らない。 どちらでも通用する名前にする。 そんな、私の言葉にチハルはくるくるとその場で回った。 (喜んでるのかな?) いまいちよく分からないが、嫌がってはいないみたいだ。 (さてと、出かける準備しなくちゃ…) 時間はまだ8時を過ぎたばかり。 けれど、着ていく服もぜんぜん決めていない。 (何を着ていこうかな…?) クローゼットとたんすを開け、悩む。 ①普段どおりのジーンズ ②かわいいワンピース ③スポーティなホットパンツ 311 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/13(火) 14 15 18 ID ??? ①普段どおりのジーンズ 昨日の周防さんの言葉を意識する訳ではないけれど、特別めかしこむのもなんとなく気恥ずかしい気がする。 普段どおりのジーンズにレイヤード風のカットソーをあわせて床にひろげてみる。 (とりあえず、こんなかんじで良いかな。…それとももうちょっと気合入れるべき?) 広げた服を前に考えているとヨチヨチと歩き回るチハルが目に入った。 気休めとは思いつつ抱き上げて話しかける。 「ねえチハル。今日着ていく服、こういうのはどう?」 顔を覗き込むと、私を見上げてまるで「何のこと?」と問い掛けるように首をかしげた。 「これじゃ地味すぎるかな?」 重ねてきくと数秒間をおいた後、チハルはまるで子猫がするように頬擦りをした。 (…ってチハルにきいても仕方ないか) 苦笑いをしつつ、ご機嫌な様子であちこち動き回るチハルをベッドの上に座らせる。 「今日はちょっと出かけてくるから、いい子でお留守番しててね」 小さな子供に言い聞かせるようにチハルにそう言って広げた服を手にとった。 チャーラーラーチャラーラーラー 「電話?」 鳴り響く携帯電話を取り上げるとディスプレイには見知らぬ番号が映し出されている。 (知らない番号だ…普段だったら出ないんだけど) 一瞬昨日の周防さんと御門くんの事が頭の隅をかすめる。彼らは私の番号は知らないはずだけれど、もしかしたら何か急な連絡事項でもあって電話をしてきたのかもしれない。 電話に出るべきか否か躊躇していると、下げたままの腕に柔らかい感触がした。 見ればチハルがしがみついている。 「どうしたの?」 チハルは真っ黒いまん丸な目で私をみつめたまま動かない。 どうしたんだろう。 1、電話は後回し、チハルが気になる 2、チハルは後回し、電話に出る 3、どちらも気にせずに支度を続ける 312 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/13(火) 14 55 52 ID ??? 1、電話は後回し、チハルが気になる 「チハル?」 じっと私を見つめる目が何かを訴えているようだ。 腕にしがみつくその様子は、絶対に離れないぞ、という意思を感じる。 「もしかして、置いていかれたくないの?」 さっきも私を追いかけて、戸の前まで来ていたことを思い出す。 私の言葉に反応するように、チハルが私の腕をよじ登ってきた。 携帯電話の呼び出し音が止まり、伝言モードに切り替わった。 (知らない電話番号だけど、大事な用事なら伝言入れるわよね…間違い電話かもしれないし) 私はチハルを抱き上げて、目線の高さまで持ち上げる。 「一緒には行けないのよ?」 私の言葉に、イヤイヤというように、手足をじたばたさせるチハル。 そのかわいさに、ついほだされそうになる。 (どうしよう…) ①つれていく ②言い聞かせておいて行く ③隆に相談する 313 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/14(水) 06 39 46 ID ??? ①つれていく つぶらな瞳に見つめられて…落ちた。 (かわいいよもぅぅぅぅ!) 「わかったわかった、つれていってあげるから。でも、絶対に動いちゃ駄目だからね?」 チハルはわかったのか動きを止めた。 「ふふ、まだうごいててもいいよ?外にでたらうごかないようにしてね?」 大き目のバックなら、チハルを入れてもって歩いても大丈夫だろう。 そういえば、あのバックはどこにしまったっけ? 室内を見回してとりあえず置いておいた携帯電話に視線がとまる。 (あ、そういえばさっきの電話…) 見ると、伝言は入っていない。 かけなおしたほうがいいだろうか? さて、どうしよう…? 1.まずバックを探す 2.とりあえず折り返し電話をかけてみる 3.先に着替えをする 314 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/14(水) 14 07 01 ID ??? 1.まずバックを探す 着替えは一応用意してあるので着替えに時間はかからない。 電話はメッセージも入っていないので大事な用件ではないと判断する。 (クローゼットだったかな…) 大きめだから、形が崩れないようにクローゼットの奥にしまったような気がする。 「確か、この辺……あ、あった」 青い縞のトートバッグを見つけ引っ張り出す。 外側に大きなポケットがついているので、そこにチハルを入れるとかわいいかもしれない。 「あれ?」 バッグを取り出すときに、奥のほうから一緒に引きずられて出てきたらしい箱が床に転がっている。 「なんだっけ?これ…」 手のひらより少し大きめの平たい箱。 あけてみると、かわいらしいネックレス。 「かわいい……でも、こんなの持ってたっけ?」 記憶を探るが、引っかかるものがない。 (もしかして、お母さんの?) 子供の頃からずっと使っている部屋だ。 家具などは時々配置を変えたりしているが、家具そのものはずっとそのまま使っている。 私に覚えがないとすると、お母さんが置いていったものとしか思えない。 (あ、今日着て行こうと思ってた服に合うかも…) 普段どおりの服装だと少し地味だけれど、これをつけると少しは華やぐ。 ①つけていく ②つけていかない ③もう少し考える 315 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/14(水) 15 40 28 ID ??? ①つけていく (少しくらいならおしゃれしたっていいよね?) 結局、私はそのネックレスをつけていくことにした。 「さてと…そうと決まったら早く準備しないとね」 呟きながら時計を見る。 今から支度すればちょうどいいくらいに家を出ることができそうだ。 (遅刻だけはしないようにしないと…) そんなことを考えながら、着替えに手を伸ばそうとすると。 チャーラーラーチャラーラーラー 「わっ」 まるではかったかのようなタイミングで流れ出すメロディ。 ……携帯だ。 (えっと、このメロディは…) 1.電話の着信メロディ 2.メールの受信メロディ 3.アラームで設定していたメロディ 316 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/14(水) 17 11 51 ID ??? 1.電話の着信メロディ 「電話だ…」 さっきは知らない電話番号だったけど…今度は? 「あれ、一郎君?」 一応メールを返信しておいたけれど、気になって電話してくれたのかもしれない。 「はい、もしもし?」 「…大堂か?」 「うん、昨日はごめんね?わざわざメールまでもらっちゃって…」 「いや、かまわない。返信は読んだからな」 (返信を読んでも電話をくれたってことは、何か別の用事なのかな?) 「それとは別件なのだが、今日これから時間はあいているだろうか?」 私の思考をよんだかのように、一郎君が言葉を続ける。 「え?今日これから…?」 「ああ、何か予定がはいっているのか?」 なんて答えよう…? ①「うん、ちょっと出かけるの」 ②「知り合いと買いものに…」 ③「…一郎君の用事はなに?」 317 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/15(木) 06 34 28 ID ??? ①「うん、ちょっと出かけるの」 「…それは、キャンセルできないのか?」 どうしたんだろう…一郎君の用事はそんなに大事なものなのかな? でも、周防さんたちとの約束が先だし、キャンセルしようにも、連絡先がわからない。 「えっと、ごめんね。約束で…でかけるから」 「そうか、約束なら仕方がないな」 「ほんとごめんね」 「いや、急だったからな。それじゃ」 「あ…」 「…ん?どうした?」 つい、呼び止めちゃった… 1「なんでもない」 2「夜なら時間あるけど?」 3「どんな用事だったの?」 318 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/15(木) 17 02 43 ID ??? 1「なんでもない」 「そうか、では、また明日学校で」 「うん、明日ね」 一郎君の用事はきっと、力に関することだろう。 (今日一日はゆっくり休むって決めたんだから…) 気になるけれども、今日だけはゆっくりしたい。 心の中で、何度も一郎君に謝って急いで着替えをする。 時計を見ると、家を出るのに丁度いい時間になっていた。 「チハル、おいで」 ネックレスをつけながらチハルを呼ぶ。 足元までやってきたチハルを抱き上げて、トートバックのポケットに顔が出るように入れてあげる。 モゾモゾとチハルが体勢を変える。 両腕をポケットの外に出して、落ち着いたのか私を見上げてくる。 「動いちゃだめだからね?」 一応念をおして、サイフと携帯電話、小物類がきちんと入ってるかチェックして、部屋を出た。 「春樹、それじゃいってくるね」 リビングに顔を出して、テレビを見ている春樹に声をかける。 「うん、気をつけて」 振り返った春樹に手を振って、玄関へ急ぐ。 スニーカーをはいて玄関をでた。 駅の前まで来ると、15分前。 (丁度いいかな?) 周防さんと御門くんはまだきていないみたいだ。 どうしよう? 1.このまま待つ 2.いったん駅に入る 3.少し探してみる 319 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/16(金) 06 37 04 ID ??? 1.このまま待つ (もう少しで時間だし、変に動いてすれ違ったら大変よね?) おとなしくよく待ち合わせに使われる、駅名の入った石の前で待つことにする。 (御門君は時間通りにきそうよね) 見るからに真面目そうな御門くんなら、時間ぴったりに到着しそうだ。 (周防さんはどうかしら…?) 10分前には到着して待っているような気もするし、遅刻してきそうな気もする。 ぼんやりと、考えながら待っている時間が、私は結構好きだ。 ぼんやりしすぎていて、待っている人が来ているのに気づかないこともしばしばあったりして…。 とんとん (あっ、いけない、また…) 肩をたたかれて、慌てて振り返る。 そこに立っていたのは… 1御門くん 2周防さん 3修二くん 320 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/16(金) 09 38 27 ID ??? 2周防さん 「よっ、おはようさん」 片手を軽くあげながら、いつものように挨拶してくるその人物。 「…………周防さん?」 「おう、そうだぞ。周防おにーさんだ」 思わず聞き返してしまう私に、周防さんは満面の笑みで答える。 「こっちでは初めましてだもんな。 ……でも、別段変わりないだろ?」 「は、はい」 その言葉に、私は一応頷いてみせる。 (でも、やっぱり夢と現実じゃなんだか違う感じがするよね) 夢は少しぼやけていて、感覚とか存在感とかも同様にぼやけている感じがするのだ。 だから、今こうして改めて目の当たりにすると…… (周防さんって、こんな感じの人だったんだ) そんな風に思う。 「ところで、冬馬はまだか?」 「ええ。みたいですね」 少なくとも私とはまだ合流していない。 私の答えに、苦笑いを浮かべながら周防さんが呟く。 「ったく。しょうがねーな、あいつも」 そして、そのまま空へと視線を向ける。 つられて私も空を見上げた。 ……今日もいい天気だ。 「…………あー。ところでさ、愛菜ちゃん?」 そのまま空を見上げていると、珍しく歯切れの悪い口調で周防さんが切り出してくる。 そちらを向くと、周防さんの少し困ったような表情。 「その……今日のことなんだが。ちょっとばかし、お願いがあるんだよ」 「お願い?」 ちょっと様子の変な周防さんに首を傾げつつも私は先を促す。 「ああ。……あのな、冬馬のことなんだけどさ」 周防さんはそう前置きをして話を続ける。 「今日……もしかしたら突飛な行動とか、常識的にちょっと変なこととかやっちまうかもしれないんだけど。 引かないで、見守ってほしいって言うか逃げないでほしいって言うか……あー、なんていったらいいんだろ」 周防さん自身もなんと言っていいか迷っているようだ。 ……要は、「御門君が変な行動を取るかもしれないけど引いたりしないで」ってことでいいんだろうか。 どういうこと? それに、どうして周防さんがそれをお願いするんだろう? ①「どうしてですか?」 ②「例えば?」 ③「周防さんは何か知ってるんですか?」 321 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/16(金) 11 03 02 ID ??? ②「例えば?」 と、聞いてからふと以前病院であったときのことを思い出す。 (あの時は急に服を脱ぎだして…) 「そういえば、以前…」 困ったようにうなる周防さんが口を開く前に、以前会ったときのことを話す。 「あいつ、また……」 がっくりと脱力した周防さんは、すぐに顔を上げてあきらめたような顔で言う。 「そうそう、そういうこと…」 「わかりました」 御門君って何をするか分からないところが確かにある。 ある意味、それは想定内といえば、想定内かもしれない。 「お、きたきた。冬馬!こっちだ」 時計を見ると時間ぴったりだ。 「おはよう、御門くん…」 「………」 御門くんは相変わらず無言で、こちらを見ている。 服装はといえば… 「なんで制服なんだ…?」 あきれたように言う周防さん。 私は制服以外を着ている御門くんを想像できなかったので、なんとなく納得してしまう。 (でも、日曜日にまで制服なんて…) 1.「なんで制服なの?」 2.「せっかくだから御門くんの服を選んであげるって言うのは?」 3.とくに何も言わない 322 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/17(土) 00 53 36 ID ??? 2.「せっかくだから御門くんの服を選んであげるって言うのは?」 「……だな。それはいい考えだ」 周防さんがうんうんと頷いて賛同してくれた。 「よっし、いっちょ冬馬改造計画と行きますか! よろしくな、愛菜ちゃん」 その言葉に私は力強く頷き返した。 「はい、頑張りましょう!」 勢いのまま、私たちは固い握手を交わす。 (なんか、ちょっと楽しくなってきたかも……) そんな私たちのやり取りを前に、当の御門くんはというと。 「…………」 相変わらずの無表情のままわずかに首を傾げただけだった。 「そうと決まれば早速……っと、その前に」 不意に周防さんが何かを思い出したように声を上げる。 「今日を楽しい一日にするために、俺からひとつ意見を出したいと思いまーす」 軽く挙手しつつ、「はーい注目ー」とおどけた口調で続ける。 私たちの視線が自分に向けられたのを確認したのか、周防さんは話を始めた。 「今日はさ、”アレ”に関する話題は一切禁止にしないか?」 ”アレ”……周防さんはぼかして表現したが、おそらくは力のことだろう。 「ちなみに、言ったやつはペナルティってことで。 …そうだな…他の二人のお願いを一つずつ聞くってのはどうだ?」 周防さんからの意見。 それに対して、私は…… 1、「私はいいと思います」 2、「御門くんはどう?」 3、「うーん……異議あり、かも」 323 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/17(土) 07 46 45 ID ??? 1、「私はいいと思います」 今日は周防さんが私がゆっくり休めるようにしてくれた日だ。 それに否を唱えるつもりはない。 御門くんをみると、相変わらずの無表情で立っている。 (御門君は自分から話すことはなさそうよね…) 「よっし、それじゃ二人とも気をつけるように」 ぽんぽんと私たち二人の頭を順番にたたいて、周防さんは上機嫌で言った。 「それじゃ、いくとしますか!」 そういって、私たちを促して歩き出した周防さんを追いかける。 ショッピングモールにつくと、日曜日ということもあってか、比較的人が多かった。 「さて、と…どこから回ろうか?」 「そうですねぇ?」 3階建てのモール内を思い出す。 1.小物、靴、雑貨のお店が多い1階 2.服の多い2階 3.本屋、CDショップ、レストランなどがある3階 324 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/18(日) 12 19 49 ID ??? 3.本屋、CDショップ、レストランなどがある3階 「そうですねえ、まず3階の本屋さんで、ファッション誌を見て研究とか? 私、男性の流行なんて知りませんし…」 私の言葉に、周防さんも頷く。 「そうだな、どういう系統の服がいいか参考に見に行ってみるか」 「………」 私たちが相談している間も、御門君は無言で聞いているだけだ。 本屋で早速ファッション誌をチェックする。 「やっぱり一番多いのはジーンズだな」 「そうですね、次はこれかしら?イージーパンツ?」 「そうだな…、あとこれなんかもよくみないか?」 「そうですねえ…」 どんなのがいいかな? ①ジーンズ ②イージーパンツ ③チノパンツ 325 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/19(月) 06 38 21 ID ??? ①ジーンズ 「やっぱり定番が一番じゃないですか?」 「そうだなあ。色々合わせやすいしな」 「そうですよね」 パラパラと雑誌をめくって、ジーンズにしようということで落ち着く。 「後は店を見ながらでもいいな」 「そうですね。雑誌に載ってるのがあるとは限らないし…」 「それじゃ、見に行ってみるか」 「はいっ」 「………」 今度は2階のジーンズショップに移動する。 「うーん。どれがいいかな」 「う~ん…」 ジーンズといっても種類は色々ある。 色はやはり、定番の青がいいかな? でも、御門くんには黒のほうが似合う気がする。 せっかくだから、全然イメージの違う白なんかもいいかもしれない。 どうしよう… 1青 2黒 3白 326 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/19(月) 14 31 07 ID ??? 2黒 「黒のストレートが無難?」 後に立ったままの御門くんを振り返り、ジーンズをはいたところを想像する。 「そうだなあ。冬馬は黒のイメージだよな」 うんうんと、頷いて周防さんは手近なブラックジーンズを手に取った。 「サイズはこのくらいかぁ?おい、冬馬ちょっと試着してみろ」 「………」 受け取ったズボンを御門くんはしばらく無言で見ていたが、おもむろにベルトを外した。 「え!?」 「ちょっ、こら、まて!あっちだ、試着室!!」 あわてて周防さんが御門くんを制止して、試着室へ引きずっていく。 周防さんは御門くんを試着室に押し込み、ため息をついた。 「びっくりしました…」 「…はは、そうだなこうなることは、予想できたな」 「そ、そうですよね」 二人で乾いた笑いを交わしつつ、シャツのコーナーを見る。 ジーンズショップにおいてあるだけあり、どれもジーンズに合わせやすいものばかりだ。 「上はどんなのがいい?」 周防さんに尋ねられ、考える。 上も黒系にしてしまおうか? それとも、白系? 答えは期待できないけれど、御門くんに好みの色を聞いてみるのも良いかもしれない。 ①黒系 ②白系 ③御門くんに好みの色を聞いてみある。 327 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/23(金) 10 47 01 ID ??? ③御門くんに好みの色を聞いてみる。 (一応本人にも聞いておいたほうがいいかな?) いろいろな色のシャツを見ながら、私はそんなことを思った。 「私、ちょっと御門君に聞いてきますね」 「おう」 周防さんに見送られながら、私は試着室の前へと歩いてくる。 「御門君?ちょっといいかな?」 ノックをしながら呼びかける。 「はい」 中からはすぐに御門君の返事が聞こえてきた。 そして、ほぼ同時に試着室のドアノブが内側から回される。 それを見て、ふと脳裏に浮かんだのはさっきの光景。 何故か嫌な予感が頭をよぎる。 「あ、いいの!いいから、開けないで!そのまま聞いてっ」 慌てて言うと、ピタリとドアノブの動きが止まった。 ……どうやらすんでのところで止まってくれたらしい。 (ま、間に合った……) 内心ほっと胸をなでおろしつつ、本題に入る。 「あのね?御門君って、何色が好きなのかな?」 「…………色?」 聞き返された言葉に私は頷いた。 「うん」 反応はすぐには返ってこなかった。 ほんの少しだけ沈黙が訪れる。 (だ、大丈夫かな……?) 心配になりつつも、私は御門君の答えを根気強く待つ。 やがて、内側から聞こえてくる御門君の声。 けれどそれは質問の答えではなくて。 「………………あなたは?」 「え?私?」 「はい」 私が御門君に質問しているはずなのに、質問をそのまま返されてしまった。 御門君なりに考えて、迷っているのだろうか? ……それとも、そういうのもよく分からなかったりするのだろうか? 疑問に思いつつも私は考える。 (私の、好きな色……) うーん、どれかと言えば…… 1.暖色系の色が好き 2.寒色系の色が好き 3.モノトーン系の色が好き 328 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/23(金) 17 21 23 ID ??? 2.寒色系の色が好き 「赤とか黄色とかよりは、青とか緑のほうが好き、かな?」 ちょっと考えて答える。 そういえば、チハルの首に結んであるのも青いリボンだ。 私の好みを知っている隆が選んだのだから当たり前だけど…。 (そういえば、チハルのリボンもだいぶ色あせちゃったな…) 鞄のポケットに入っているチハルを見て、後でリボンを見に行ってみようかと思いつく。 「…………青と緑」 長い沈黙の後、御門君の思案するような声。 「御門君は?」 「………緑」 最初の問を返すと、御門君の答えが返ってきた。 「分かった緑ね?ちょっと待ってて」 御門君の答えを聞いて、周防さんのところへ戻る。 「御門くん緑色が好きみたいです」 「へぇ?そうなんだ……にしても、よく冬馬から答えを引き出せたなあ」 「そうですか?……あ、これとかどうでしょう」 「それもいいが、こっちはどうだ?」 「あー、そっちもいいですね…」 私が手に取ったのは、淡い緑色のシャツ 周防さんが手に取ったのは、深緑色のシャツ さて、どうしよう… ①淡い緑色を持っていく ②深緑色を持っていく ③両方持っていく 329 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/23(金) 20 35 43 ID ??? ③両方持っていく ―――両方試着してもらって、それから考えてもいいよね? 「じゃあ、両方持っていきましょうか?」 「そうだな」 私の言葉に頷くと、周防さんは私の手から淡い緑色のシャツをそっと取った。 「んじゃ、俺が持ってくよ」 そして、私に背を向けて試着室のほうへと歩いていく。 何気なく、そのまま様子を見守ることにする。 さっきの私と同じように、試着室のドアをノックする周防さん。 やがて、中から御門君が出てきた。 「………」 周防さんはふたつのシャツを御門君に見せながら笑顔で何かを話している。 御門君は特に頷いたりすることもなく、ただ差し出されたシャツをじっと見つめていた。 そんな二人を見ながら私は、 ①御門君のことが気になっていた。 ②周防さんのことが気になっていた。 ③二人のことが気になっていた。 330 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/24(土) 08 59 00 ID ??? ①御門君のことが気になっていた。 ほとんど無表情で、何を考えているのかさっぱりわからない。 無口だけれど、言葉は普通に話せる。 真面目そうだけど、夜中に家の前にいたりする。 なぜか微妙に常識がずれていて、行動が読みにくい。 (ほんと、不思議な人だよね御門くん…) 「愛菜ちゃん」 ぼーっとしていると、周防さんがにこにこと私を手招きしている。 「はいっ」 周防さんの隣に立つと、御門君が淡い緑のシャツを着て立っていた。 「愛菜ちゃんが選んだほうが良いっていうから、こっちにきめちゃったよ」 「え?あ、はい」 「…………」 「このまま着ていけるようにしてもらうよ。愛菜ちゃん、ごめん。これ返しておいて。冬馬ほら、レジいくぞ」 「いってらっしゃい」 私は、周防さんから深緑色のシャツを受け取ると元の場所へ戻した。 レジのほうを見るとまだ並んでいるところだった。 (レジにいっちゃうと他のお客さんの邪魔かしら…?) 1.二人に合流する 2.店の中を見て回る 3.店の外で待つ 331 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/25(日) 22 55 04 ID ??? 3.店の外で待つ 私は店の外に出て、二人が会計を済ませるのを待っていた。 (よかった。御門君の服、とっても似合っているな) 買ったジーンズの裾を切らずに済んだのは、御門君の足が長い証拠だ。 制服では気付かなかったけれど、長い手足と均整の取れた体つきは日本人離れしている。 レジで並ぶ周防さんと御門君は、いい意味でとても目立っていた。 (もしかして、二人ともかなりかっこいいんじゃないのかな……) そう考えると、夢の中で『デート』と言った周防さんの言葉が頭をかすめた。 思わず気恥ずかしくなって、うつむいてしまう。 (これはデートじゃなくて、気晴らしだよ、気晴らし) 「愛菜ちゃんお待たせ……って、あれ? 顔が赤いみたいだけど大丈夫?」 周防さんはクスッと笑いながら、私に尋ねる。 「いえ、なんでもないです」 「そう? 意外と俺たちがイケてるかも…なんて思ってたんじゃないの?」 身をかがめ、周防さんは楽しそうに私を覗き込む。 「………!」 「初々しいねぇ。だけど、男に対してもう少し耐性をつけた方がいいかもしれないな」 「本当になんでもないです」 「そんな嘘つきにはお仕置きだぞ~」 そう言って、周防さんは私の頭をくしゃくしゃと撫でた。 「か、髪がぐちゃぐちゃになるからやめてくださいっっ」 髪をおさえて、私はほぼ無意味な抵抗を試みる。 「ほれほれー」 周防さんは笑いながら、しばらくそのまま撫で続けていた。 少しの間、私をいじめて(?)いた周防さんがようやく手を止めた。 「おっと。冬馬が妬いてるし、このくらいにしておくかな……」 「…………」 御門君はあいかわらず無表情に私を見つめている。 私は ①御門君に話しかける ②周防さんに話しかける ③二人の様子をみる 332 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/26(月) 07 00 41 ID ??? ①御門君に話しかける 「嫉妬って…、なんで御門くんが嫉妬するのよ、ねぇ?」 「…………」 御門くんに同意を求めるが、案の定無言で見つめられるだけ。 「………」 「え?」 スッと御門くんが近づいてきたかと思うと、さっき周防さんがしたように私の頭をなで始める。 周防さんと違うのは、ぐしゃぐしゃになった髪を整えるような丁寧なものだということ。 「……っぷ、は、あはは、な、だから……ははっ、言ったろ?……っぷぷ」 びっくりする私と、頭をなでつつける御門くんを見ながら、周防さんが爆笑する。 予想外のことに、私は呆然とされるがままになっている私。 「み、御門くん、髪大丈夫だから……」 「………」 我に返った私の言葉に、御門くんは頭をなでるのをやめた。 (び、びっくりした…) 「さてと、次はどうする?」 ほてった顔に手を当てていると、周防さんがたずねてきた。 時間を見ると、もう少しでお昼。 チハルの新しいリボンもみたい。 周防さん達は何か他にほしいものはないのだろうか? 1.早めに昼食にする 2.チハルのリボンを見に行く 3.周防さんたちにどこか行きたいところはないか聞く。 333 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/27(火) 15 16 23 ID ??? 1.早めに昼食にする 「少し早いけど、先にご飯にしませんか?日曜日で混みそうだし」 「うん、それがいいかもしれない」 周防さんも時計を確認して頷いた。 「それじゃ、移動しようか?」 「はーい」 「…………」 「ところで愛菜ちゃんは朝なにたべてきたの?」 「えっと、ホットケーキです。周防さんと御門くんは?」 「俺?俺は普通にご飯に味噌汁だったなぁ~」 「………」 「……御門くんは?」 「………」 無言のままじっと見つめてくる御門くん。 「冬馬は、どうせ食べてきてないだろ?」 「………」 周防さんの言葉に、かすかに頷く御門くん。 「そうなんだ?」 「冬馬はいつものことだよな。愛菜ちゃんは何が食べたい?」 私はこういうところに来ると大体ファーストフードで済ませちゃうけど…。 御門くん朝食べてないならちゃんと食べられるようなところが良いかも。 でも、和食は周防さんが朝食べてきたって言ったし…。 ①ファーストフード ②ファミレス ③名物カレー専門店 334 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/27(火) 23 39 42 ID ??? ③名物カレー専門店 「フードコートに名物カレー専門店があるんです。そこにしませんか?」 「俺はいいけど。冬馬、お前は?」 周防さんは御門君に尋ねる。 「……………おととい」 「オトトイ?」 御門君の言葉の意味がわからず、私は思わず聞き返した。 「一昨日、あなたの夕食はカレーでした」 (……おとといは確かにカレーだったけど、なぜ御門君が知っているんだろう) 「どうして御門君が私のおとといの夕食を知っているの?」 「…………」 御門君はじっと私を見つめている。 答えが返ってくるのを私は辛抱強く待った。 「……つながってるから……わかります」 御門君には仮契約で守ってもらっているんだった。 だけど、食べたものまで御門君にわかってしまうなんて……。 もしかして私がトイレに入ったりしても御門君に筒抜けなのかな。 (そ、それは困るよ!) 「ストップ! それ以上話すとペナルティだけどいいのかな、お二人さん?」 周防さんが私たちの会話に割って入る。 私は…… ①周防さんに言うことをきく ②御門君にさらに尋ねる ③とにかくカレーが食べたい 335 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/28(水) 06 57 01 ID ??? ①周防さんに言うことをきく (そ、そうよねっ、今日はこういう話はなしだもん、後で御門君に聞こう…) 「………」 「はい、いい子いい子」 口をつぐんだ私たちの頭を、周防さんが子供にするようになでる。 「で、愛菜ちゃんはおとといカレーだったみたいだけど、いいの?カレーで」 「家で食べるカレーと専門店のカレーは別物ですから」 「確かに、ちがうよなぁ~、やっぱりスパイスとかかね?っと、冬馬カレーでいいか?」 「………」 無言で頷く御門君を確認して、周防さんは頷いた。 「それじゃカレーにすっか。混む前にレッツゴー」 「はいっ」 「………」 歩き出した周防さんについて歩きながらふと、疑問が浮かぶ。 「周防さん、ここに良くくるんですか?」 「ん?いや?できた頃に一回だけかな?どうして?」 「足取りに迷いがないので…よく来るのかなと……」 「あ~、ほら入り口にモールの全体図と店の案内があったのみたから」 「確かに…ありましたね」 でも、立ち止まってまで見ていない。 (一瞬見ただけで全部覚えちゃった…とか?まさかね、大まかに覚えてるだけよね) 「さて到着~、とりあえず入ろう」 「はーい」 店内に入るとお客さんはまだまばらで、好きな席に座ることができた。 メニューを開きながら、周防さんがたずねてくる。 「何食べる?」 「う~ん……」 私が好きなのは、このへんだけど…今日はどうしようかな? ①ベジタブルカレー ②チキンカレー ③激辛カレー 336 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/28(水) 19 18 27 ID ??? ①ベジタブルカレー 「愛菜ちゃん、決まった?」 周防さんはメニュー表を見ながら尋ねてきた。 「私はベジタブルカレーにします」 「了解。冬馬は?」 その時、ウェイトレスが注文をとりにやって来た。 「俺はビーフカレー、この子はベジタブルカレー。お前はどうするよ?」 周防さんに促され、御門君はメニュー表をゆっくり指差す。 「激辛カレーでよろしいでしょうか?」 ウェイトレスの質問に御門君は無言で頷いた。 オーダーの確認を済ませると、ウェイトレスは去っていった。 目の前には、周防さんと御門君が座っている。 (よく考えたら、この二人の事を何も知らないのよね……) まずは…すぐに答えてくれそうな周防さんに何か質問をしてみようかな。 ①年齢をきく ②職業をきく ③御門君との関係をきく 337 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/28(水) 19 51 11 ID ??? ①年齢をきく 「そういえば周防さんって、何歳なんですか?」 職業とか御門君との関係をきくと、ペナルティになる答えになりそうなので当たり障りのない所を聞いてみる。 「うん?何歳だと思う?」 周防さんは楽しそうに逆に聞き返してきた。 「えーっと、にじゅう……に、か、さんっ」 「おしいっ!」 「え…じゃあ、21!」 「ちがーう。はい、時間切れ正解は24でした」 「むーー」 「失礼します、ナンをお持ちしました」 「ありがとさん」 ウェイトレスがナンの入ったカゴをおいていく。 焼きたてのナンのいい香りがする。 ここのナンは絶品で、私はだいすきだ。 「ここのナンは食べ放題なんですよ」 「へぇ、そうなんだ?」 「すごくおいしいんです。ナンは家じゃつくれませんから、つい食べすぎちゃって」 「食いだめって?」 「ですです」 周防さんと談笑していたら、視線を感じた。 顔を向けると、じっと御門くんが相変わらずの無表情で私を見ていた。 (……も、もしかして…すねてる?) さっきも全然そうは見えなかったけど、周防さん曰く嫉妬していたって言うし…。 御門くんにも、なんか質問してみようかな…。 1.クラスを聞く。 2.辛いものがすきなのか聞く 3.どこに住んでいるのか聞く 338 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/28(水) 23 49 27 ID ??? 3.どこに住んでいるのか聞く 「ええと、あの、御門君? 御門君に聞きたいことがあるんだけど……」 私が呼びかけると、御門君は私に視線を合わせる。 ……なんだかちょっと恥ずかしくなりつつも、言葉を続けた。 「その……御門君ってどこに住んでるのかな?なんて……」 私の質問に御門君が黙り込む。 (そ、そんなに難しい質問したつもりじゃなかったんだけど……) 内心困惑しながらも、ひたすら御門君の答えを待つ。 やがて、彼から返ってきた答えといえば。 「……マンションです」 その一言だけだった。 再び、場が静かになる。 御門君の答えに、どう反応していいかわからなかった。 (ちゃ、ちゃんと答えてはくれたんだよね……うん。なんかズレてるけど) 「あ、えー、えーと、そうなんだ」 結局私はそう言った。乾いた笑いを顔に浮かべながら。 正直な話、どう切り替えしたらいいかちょっと分からなかったからだ。 「冬馬、お前なー……」 その様子を見ていた周防さんが大きくため息をつく。 「おバカ」 それから、小さく呟きながら軽く冬馬君の頭を叩いた。 衝撃のせいなのか冬馬君の頭がほんの少しだけ動く。 「あ、あの、周防さん?冬馬君にも悪気があったんじゃないでしょうし…… 私は気にしてませんから、ね?」 私が苦笑いをしながら止めに入ると、二人の動きが止まった。 「「…………」」 冬馬君は相変わらず無表情のまま、周防さんは驚いたような表情で。 それぞれに私を見ている。 (え?何?何なのこの反応?) ①自分の発言を思い返してみる ②妙な反応の理由を二人に聞いてみる ③とりあえず謝る 339 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/29(木) 06 50 09 ID ??? ③とりあえず謝る 「えっと、言いにくいこと聞いてごめんね、御門くん」 よく考えれば、私を守ってくれているとはいえ、プライベートにほいほい踏み込むほど親しいわけではない。 「………」 「愛菜ちゃんが謝ることないって。ずれてるのはこいつなんだから」 冬馬君は相変わらず無表情で私をみていたけれど、周防さんが苦笑する。 「おまたせしました」 そのとき丁度カレーが運ばれてくる。 それぞれのカレーをおいてウェイトレスが離れていった。 「………御門くんのカレー」 思わず見つめてしまう。 私と周防さんのカレーに比べて明らかに色が違う。 見ているだけで辛そうな黒っぽい色。 「…………」 御門くんは特に気にした様子もなく、ナンを手にとるとカレーを食べはじめた。 「俺達も食べよう、いただきまーす」 「あ、はい。いただきます」 でも、御門くんのカレーが気になってしまってつい見てしまう。 激辛のはずなのに、御門くんは表情も変えずにもくもくと食べている。 「冬馬、ちょっと分けてくれ」 周防さんも気になっていたのか、御門君のカレーをちょっと掬うとぱくっと食べた。 「………~~~~~!!!!!」 とたん、慌てて水を飲む。 「お、おまえ、良くこんなのそんな平然と……」 よっぽど辛かったのか、なみだ目で御門君を見ている。 (そんなに辛いんだ…) 1.御門くんに一口もらう 2.周防さんにどのくらい辛かったか聞いてみる 3.さっきの反応の理由を聞いてみる 340 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/29(木) 23 30 27 ID ??? 1.御門くんに一口もらう 「御門くん。私も一口もらっていい?」 「いいのかぁ? 見た目以上に強烈だぞ、コレ」 「大丈夫ですよ、辛いものは平気ですから。御門くん、いい?」 御門くんは無表情のまま、首を縦に振った。 激辛カレーはこの店の人気メニューだったけれど、食べきれる自信が無くて諦めていた。 香織ちゃんは辛いものが苦手だから、この店に来る機会もあまりなかったのだ。 (一度、食べてみたかったのよね……) そんな事を考えていると、黒い液体がすぐ目の前まで近づいていた。 「……………」 御門くんは黙ったまま、スプーンを更に近づけてくる。 (食べろってことだろうけど……ち、近い) スパイスの効いた香りに、少し目がしみる。 「あ、ありがとう……いただきます」 差し出されたスプーンをパクリと口の中に入れた。 その瞬間、口の中に痛みが広がる。 「……~~~~~!!!!!」 体中がブワッと焼けるように熱くなる。 「ほらっ、愛菜ちゃん。水、水っ」 周防さんがすかさずコップを差し出してくれる。 私はあおるように、その水を一気に飲み干した。 「し、死ぬかと思った……」 「ほらなぁ。せっかくお兄さんが忠告したのに無視するからだぞ」 周防さんは呆れるようにしながらも、コップに水を注いでくれた。 「…………もう、へいき?」 御門くんは少しだけ、首を傾げるようにして私に尋ねてきた。 ①「大丈夫。心配してくれてありがとう」 ②「御門くんは辛くないの?」 ③「周防さんの忠告を聞いておけばよかったです」 341 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/30(金) 00 10 51 ID ??? ②「御門くんは辛くないの?」 「よく、わかりません」 私の問いに、表情一つ変えないまま御門君が答える。 しかしその答えはどこか曖昧なものだった。 (よくわからないって……辛すぎてよくわからないってことなのかな……?) 私が考えている間にも、御門君は無表情に黙々と食べ続けている。 (そういえば、周防さん、急に静かに……) ふと、周防さんのほうに視線だけを向ける。 「……」 周防さんは何ともいえない複雑そうな表情で御門くんを見ていた。 「……周防さん?」 その表情が気になって声をかける。 周防さんは私の声で我に返ったようだった。 「悪い悪い。ちとボーっとしてた。……さ、早く食べようぜ?」 そしていつもの子供っぽい笑顔を私に向けて、自分のカレーを食べ始める。 「わ、は、はい」 周防さんに促されるまま、私も自分のカレーを食べることにした。 ……んだけど、味がよく分からない気がする。 なんでだろう? ①さっきの激辛カレーのせい? ②御門くんの反応のせい? ③周防さんの表情のせい? 342 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/30(金) 06 45 00 ID ??? ①さっきの激辛カレーのせい? 口の中がぴりぴりして、全身が熱い。 汗を拭こうとバッグの中からハンカチを探していると、視線を感じた。 顔を上げると、御門君がバッグを見ている。 その視線の先にはチハル。 チハルはおとなしく入ったままの状態。 でも、御門くんをじっと見ているみたいだった。 (な、なんだろう…、チハルが動けるってばれてる…?) 感情の読めない二つの視線がぶつかっている……気がする。 (あ…、でもなんか御門くんとチハルって似てるかも…?) チハルは人形だから当たり前だけれど、感情が読めないところとか… 時々良くわからない行動をしているところとか… 「ん?冬馬どうした?」 急に食べるのをやめた御門くんに顔を向け、その視線を追って周防さんもチハルを見る。 周防さんの表情からは、ヌイグルミがどうかしたのか?というような疑問が伺える。 えっと…… 1「この子がどうかした?」 2「小さいときに誕生日にもらった子なんです」 3「今日新しいリボンを買ってあげようと思って…」 343 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/30(金) 09 29 03 ID ??? 3「今日新しいリボンを買ってあげようと思って…」 「思わずつれてきちゃいました、あ、あはは……」 苦笑いしながら、チハルを机の上に置く。 「そーか。じゃあ、後で小物屋かどっかに行かないとな?」 チハルの頭をなでながら周防さんが二カッと笑う。 「……」 対して、御門くんは無言のまま、じっとチハルのことを見ていた。 (な、何か気になることでもあるのかな……? もしかして、ただのぬいぐるみじゃないって察してるとか?) その視線に、なんとなく私が落ち着かなくなってしまう。 「あ、あの……そろそろしまってもいいかな?」 私の言葉に、御門くんは小さく頷く。 …が、完全にしまわれるまで御門くんの視線はずっとチハルに注がれたままだった。 「と、ところで二人は、今日は他に行きたいところは?」 少しでも気をそらそうと、私はすぐに新しい話題をふる。 「んー…」 私の質問に、考える様子を見せる周防さん。 少し辺りを見回し―――やがて、その視線がある一点で止まる。 「あ、アレなんか楽しそうじゃないか?」 おもむろに窓の外を指差した。 その指先を追って私たちはそちらに視線を向ける。 そこには一枚のチラシ。 「縁日?」 どうやら今のイベントホールでのイベント内容の告知のチラシのようだ。 今は夕方から夜限定での縁日をやっているらしい。 「おう。何かさ、楽しそうじゃないか?」 嬉しそうに周防さんが言った。 「……縁日……?」 御門くんはチラシをじっと凝視しながら小さく呟く。 1、「御門くん、縁日に興味があるの?」 2、「周防さんはお祭りが好きなんですか?」 3、「縁日かぁ……行ってみませんか?」 344 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/30(金) 11 34 37 ID ??? 1、「御門くん、縁日に興味があるの?」 いつもあまり反応を見せない御門君が呟いたので、おや?とおもって聞いてみる。 「……神仏に縁のある日なんですか」 「…へ?」 「あ~~~~~~、冬馬」 御門くんの言葉の意味が分からず首を傾げる私と、脱力したようにパタパタと手をふる周防さん。 「お前が思ってる縁日と違うから」 「…………?」 「こういうところでいう縁日ってのは出店、屋台のことなんだよ、OK?」 「………」 分かったのか分からないのか、チラシから視線を外した御門君は食事に戻った。 「?」 「ああ、気にしなくて良いよ。コイツがまたズレたこと考えてただけだから」 苦笑しながら、周防さんも食事を再開する。 周防さんの様子から、たぶん私が聞いても良く分からないことなんだろうな…。 「でも、これ夕方からですから、まだ時間ありますね」 「うん、そうだな~。それじゃ、先に愛菜ちゃんの買い物しちゃおうか」 「あ、はい」 「その子のリボンのほかに、買いたいものとかないの?」 えーっと… 1「リボン以外は特にないです…」 2「ちょっと服を見に行きたいです」 3「文具を見に行きたいです」 345 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/31(土) 06 48 37 ID ??? 1「リボン以外は特にないです…」 もともと何かが買いたくてショッピングモールに来たわけではない。 リボンのこともさっき思いついただけだし…。 「そっか。それじゃ、食べ終わったらとりあえず、雑貨屋にいこうか」 「はい」 「…………」 周防さんに頷く私と、無言の周防君。 なんか、こうしていると一気に兄弟が増えたみたいだ。 優しいお兄ちゃんの周防さん。 お兄ちゃんに甘える妹の私と、ちょっと反抗期な弟の御門くん。 「うん?どうしたの愛菜ちゃん?急ににやにやして」 「に、にやにやってなんですかっ、せめてニコニコと言ってくださいっ」 「はははっ、で、なんでニコニコしてるの?」 そ、それは… 1.兄弟が増えたみたいで楽しい。 2.周防さんって、お兄ちゃんみたい 3.ないしょ 346 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/31(土) 18 56 01 ID ??? 3.ないしょ 「ないしょです」 (兄弟が増えたみたいで楽しいなんて言ったら、また周防さんに子供扱いされちゃう) 「ふぅん。俺たちに隠し事するんだ?」 「そうですよ、私だって女の子ですもん。秘密にしたい事くらいありますっ」 私は胸を張って答える。 「へぇ~。だけど、愛菜ちゃんの顔にバッチリ書いてあるんだよなぁ」 周防さんはイタズラをする子供のような笑みを浮かべて言った。 「……何が書いてあるんですか?」 「兄弟が増えたみたいで楽しいってさ。かわいいよなぁ、よしよし」 そう言いながら、周防さんは私の頭をポンッと手をのせた。 (うぅ~~~、周防さんには敵わないよ) 「………………」 黙っていた御門くんの視線が私の頭に注がれた。 ジーっと無表情のまま、私の頭上だけを凝視する。 そして、御門の手がスッと私に伸びたかと思うと、ポンッと頭の上に置かれた。 私の頭に二人の手がのっている。 私は…… ①周防さんを見る ②御門くんを見る ③二人の手を振り払う 347 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/31(土) 20 00 14 ID ??? ②御門くんを見る 御門君までこんな行動を取るとはおもわなかった。 びっくりして、御門君を見つめてしまう。 御門君は相変わらず無表情で何を考えているのかわからない。 「冬馬も、そう思うか。うんうん。やっぱりかわいいよなー」 頭に手を載せたまま、周防さんがうんうんと、頷いている。 「………」 「そっかそっか、冬馬も妹ができたみたいでうれしいかー」 御門くんは何も言っていないが、周防さんは一人でニコニコと笑っている。 (…って、あれ?) 周防さんの言葉に、引っ掛かりを覚えて、周防さんの言葉を反芻する。 そして、その引っ掛かりがなんなのか気づいて、思わず… 1.御門くんって1年生なんじゃ? 2.姉の間違いじゃないですか? 3.御門君を凝視する。 348 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/31(土) 23 33 09 ID ??? 2.姉の間違いじゃないですか? 私がそういうと周防さんは悪戯っぽく笑う。 「さて、それはどうだろうなー?」 そして、私の頭の上に乗せた手をぽんぽんと軽く動かした。 「もうっ。それって、さっきの仕返しですか?」 されるがままになりながらも問いかける。 ……すると、周防さんは私から離れた。 「僕だって男の子だものっ。隠し事くらいしたいのっ」 そして胸を張ってそう返してくる。 セリフといい、微妙な裏声といい、コレはさっきの私のモノマネなんだろうか。 「あ、あはは……」 反応に困る私。 「……周防、気色悪い」 それとは対照的に、めずらしくきっぱりと発言する御門くん。 びっくりして、思わず御門君のほうを見る。 だけど相変わらず無表情のままだった。 「み、御門くん……」 ①「私には敬語なのに周防さんには普通なんだね」 ②「そこまで言ったら周防さんが可哀想だよ」 ③「今の御門くん、なんかちょっと珍しい感じかも」 349 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/04/01(日) 09 25 14 ID ??? ①「私には敬語なのに周防さんには普通なんだね」 言いたいこととは微妙に違う言葉。 (でも、まさか直接珍しいっていうのも……失礼だよね) まだ会って間もないし、言葉が少ないのは人見知りしてるからっていう可能性もある。 だんだん私にもなれて、口数が多くなってきたのかもしれない。 (無表情は元からみたいだけど…) 「……周防は」 しばらくの間のあと、御門くんがつぶやいた。 「……そうしろと言った」 「あ~、そういや、そんな事もあったかな?」 「そういえば、私とはじめてあったときも、苗字で呼んだら、名前で呼んでっていってましたね」」 「堅苦しいのはいやなんだよ」 肩をすくめて、周防さんが苦笑する。 「確かに…、きっちっとした周防さんって想像できないかも」 「こらこら、それはどういう意味かな~?愛菜ちゃん?」 「あははは……」 とりあえず、笑ってごまかす。 でも、それなら御門君に言えば… 1普通に話してくれるようになるのかな? 2笑ってっていったら、わらうのかな? 3隠し事はなしっていったら、さっきの答えが返ってくるかな? 350 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/04/01(日) 20 13 49 ID ??? 2笑ってっていったら、わらうのかな? ふと、そんな疑問が浮かんだ。 一度だけ契約の時に微かに笑ったように見えた事があったけど、あれは夢の中だった。 周防さんの頼みを聞いてくれたのなら、私のお願いも聞いてくれるかも知れない。 「あのね、御門君。お願いがあるんだけど、いい?」 「……………」 御門君は私を見た後、コクリと頷いた。 (やった!) 「私に向かって笑いかけてみて。どうしても見てみたいんだ」 「…………」 御門君はしっかりと私に向き直ってくれる。 どうやら、やる気になってくれているみたいだ。 (どうしよう、なんだかドキドキしてきた) 『笑う』なんて些細なことなのに、御門君がすると思うとつい緊張していまう。 御門君はしばらく目を伏せ、ゆっくり目を開ける。 そして、私をしっかりと見つめ――― (あれ……?今、口の端が少し動いた?) 片方の口の端がほんのわずか動いた。 だけど、それはとても笑っているというものではなかった。 (やっぱり、無理に笑ってもらうのはダメだったのかな……) 「おい、冬馬。それは悪事をたくらむ越後屋の顔だっての」 周防さんは困ったような笑みを浮かべ、御門君に突っ込みを入れる。 私は…… ①「そんな事無いよ。ありがとう、御門君」 ②「無理を言ってごめんね、御門君」 ③「そんな言い方は駄目ですよ、周防さん」
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【000 ~ 100】 No タイトル 登場人物 場所 時間帯 作者 000 OP 島原師朗、島原ゆかり、出向井文弥、杉本恭忠 ? ? ◆qkF3ex0Ms6 001 裸の心 原崎あぽろ、島原あかり、芹沢真 E-2 町、E-1 町 深夜 ◆1GoF/Ci/hk 002 黒い弾丸 里中二十一、我聞浩二 F-5 平野 深夜 ◆1GoF/Ci/hk 003 勢い任せで掴んだ手が ジョン・セラミック、カオス G-5 駅 深夜 ◆7PJBZrstcc 004 CODE NAME「Ϝ」 神谷無了、五十嵐千里 C-4 森 深夜 ◆1GoF/Ci/hk 005 家族ノカタチ 五十嵐万理、スティルバー E-5 デパート 深夜 ◆1GoF/Ci/hk 006 睡魔には勝てない 緋色喜一、海老原愛 G-2 病院 深夜 ◆mfnif6ghpc 007 覚醒ダンディズム チャールズ、島原俊春 H-4 屋敷 深夜 ◆1GoF/Ci/hk 008 禁断の合体 蓬つかさ、田外零、杉本貴美 C-2 公園 深夜 ◆1GoF/Ci/hk 009 母から子へ、愛をこめて 島原はるか、『自由』なる『天空』のジヴ G-3 森 深夜 ◆ujD3wLD35k
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ようこそ@wikiへ 【ライブに】バンギャの為の百均スレ【遠征に】 只今まとめサイト移行のため工事中です。 ↓過去スレ↓ 【コスに】バンギャの為の100均スレ【遠征に】 【コスに】バンギャの為の100均スレ2【遠征に】 【コスに】バンギャの為の100均スレ3【遠征に】 【コスに】バンギャの為の100均スレ4【遠征に】
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EX3スレ目 2000 2000 自分:名無しのやる夫だお[sage] 投稿日:2013/11/03(日) 18 17 07 ID J3VptSI.0 [59/60] 2000ならスキポ大量入手イベント発生 EX3スレ目 1000 1000 名前:名無しのやる夫だお[sage] 投稿日:2013/10/21(月) 22 20 07 ID F5pp2iP20 [1/13] ある程度敵をまとめて装備用の累計経験値を1000以上にしたほうが今後が楽かも知れんな… EX2スレ目 10000 9999 名前:名無しのやる夫だお[sage] 投稿日:2013/10/06(日) 17 38 26 ID c8UglmFs0 [23/23] 10000ならフィニックスの金の卵からなんか生まれる 10000 名前:名無しのやる夫だお[sage] 投稿日:2013/10/06(日) 17 38 39 ID Rxy.4.eo0 [14/14] ↑ EX2スレ目 9000 9000 名前:名無しのやる夫だお[sage] 投稿日:2013/09/20(金) 21 10 43 ID jGy0yIMk0 [10/58] 9000ならユーリに吸収されなかった分の始祖の祈祷書を、リインの+1冊分に吸収させることが可能になる EX2スレ目 8000(代用) 8107 名前:名無しのやる夫だお[sage] 投稿日:2013/09/07(土) 00 08 25 ID YQjRgHgk0 [1/3] アザトース(幼女ver)登場 EX2スレ目 7000 7000 名前:名無しのやる夫だお[sage] 投稿日:2013/08/22(木) 22 50 42 ID XvKMa4MM0 [29/30] 7000なら超魔王ラハールとも戦えたらいいな EX2スレ目 6000 6000 名前:名無しのやる夫だお[sage] 投稿日:2013/08/09(金) 16 13 25 ID ZBXjBtg.0 [40/57] z EX2スレ目 5000 5000 名前: 7/30の6 00~18 00の間サーバ移転につきしたらば停止だお[sage] 投稿日:2013/07/28(日) 23 37 43 ID KZr1Hdb20 [83/88] 5000ならリインにはまだ魔道書を吸収できる余裕がある EX2スレ目 4000 4000 名前:2板一休にて管理人の相談があります[sage] 投稿日:2013/07/11(木) 00 38 35 ID XgQOY1S.0 [8/9] 4000なら魔王に勝利するごとに、戦闘中のみの召喚枠として魔王が仲間になる(もしくは魔王由来の専用技を教えてもらえる) EX2スレ目 3000 3000 名前:2板一休にて管理人の相談があります[sage] 投稿日:2013/06/23(日) 22 05 57 ID vQBeGpQQ0 [25/47] 3000ならやる夫が更なる頂へ EX2スレ目 2000 2000 名前:名無しのやる夫だお[sage] 投稿日:2013/06/19(水) 21 24 22 ID 9IYENOOg0 [10/20] z EX2スレ目 1000 1000 名前:名無しのやる夫だお[sage] 投稿日:2013/06/07(金) 20 06 47 ID RDvg3hXc0 [2/2] 1000ならやる夫が星薙ぎの太刀習得! EX1スレ目 10000 10000 名前:名無しのやる夫だお[sage] 投稿日:2013/05/27(月) 00 26 16 ID 7ozniTw20 [6/6] 10000ならジーク懐妊 EX1スレ目 9000 9000 名前:名無しのやる夫だお[sage] 投稿日:2013/05/22(水) 21 36 51 ID XsK43iiM0 [31/54] 9000ならミンチメーカー殺法派生習得! EX1スレ目 8000 8000 名前:名無しのやる夫だお[sage] 投稿日:2013/05/16(木) 22 50 29 ID YQZVQl0w0 [1/10] 8000なら束さんがフィーバー EX1スレ目 7000 7000 名前:名無しのやる夫だお[sage] 投稿日:2013/05/07(火) 00 53 07 ID Ut6YKEZU0 [6/7] ついでにローラちゃんも風にしようぜ! EX1スレ目 6000 6000 名前:名無しのやる夫だお[sage] 投稿日:2013/05/04(土) 23 22 08 ID 3IQeVCnY0 [24/25] 6000ならやる夫がパッシブスキルとして鹿島新当流を習得する EX1スレ目 5000 5000 名前:名無しのやる夫だお[sage] 投稿日:2013/04/25(木) 00 01 41 ID PIPfLhlk0 [1/23] 5000ならジークリンデの好感度が限界値を突破 (好感度最大値が100なら100以上200なら200以上まで好感度上昇が可能に) EX1スレ目 4000 4000 名前:名無しのやる夫だお[sage] 投稿日:2013/04/17(水) 22 08 13 ID 0c1e7AnE0 [57/57] 4000ならやる夫は一の太刀を開眼す! EX1スレ目 3000 3000 名前:名無しのやる夫だお[sage] 投稿日:2013/04/14(日) 21 06 08 ID 1d6C/INI0 [5/60] 3000ならやる夫はどんな時だってジークリンデ一筋 EX1スレ目 2000 2000 名前:名無しのやる夫だお[sage] 投稿日:2013/04/10(水) 01 22 51 ID 2v9rnylw0 [5/7] 2000ならミニ新婚旅行行けたらいいな EX1スレ目 1000 1000 名前:名無しのやる夫だお[sage] 投稿日:2013/04/03(水) 00 45 20 ID EZsSOghQ0 [7/13] 1000なら束さんがやる夫を男として認識するイベント発生 3スレ目 1000 名前:名無しのやる夫だお[sage] 投稿日:2013/03/26(火) 00 52 51 ID pbp5NHNU0 [8/8] 1000ならジークの好感度上昇イベントが発生し、レギスからジークがママと呼ばれるようになる 2スレ目 1000 名前:名無しのやる夫だお[sage] 投稿日:2013/03/22(金) 22 54 12 ID FQl4ebUo0 [5/5] 1000ならジークリンデの好感度上昇イベントが発生する 1スレ目 1000 名前:名無しのやる夫だお[sage] 投稿日:2013/03/12(火) 20 40 39 ID eAk7SMms0 踏みだい
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第一章 神羅万象世界のスタートを飾る第一章は全4弾構成。 「神羅万象チョコ」第一章は2005年3月に第1弾、、7月に第2弾、10月に第3弾、2006年1月に第4弾が発売となった。 大陸の4部族を統治する「中央王国」の皇帝が失踪、さらに次期皇帝を決めるべく中央王国に向かった4部族の王も消息不明に。 中央王国では「マステリオン」が新皇帝を名乗る。状況は混迷を極め、各部族は互いを疑うように仕向けられていく。 そんな中、四部族の若き新王たちは・・・。 「神羅万象フロンティア」でも第一弾・第二弾が初期実装され、冒険の宮殿周辺・砂漠地域・神羅大戦のNPCとして目にする機会が多いキャラクター達となった。 第一章 1000~(特典カード他)/1100~(第1弾)/1200~(第2弾)/1300~(第3弾)/1400~(第4弾) No順 インデックス0000 イベントPR・CP0500 レアリティF0600 付与合成専用PR0700 レアリティW0800 レアリティST0900 富嶽伝1000 第一章2000 第二章3000 第三章4000 神獄の章5000 王我螺旋の章6000 ゼクスファクター7000 七天の覇者8000 大魔王と八つの柱駒9000 九邪戦乱の章9500 トップキャラクターズセレクション(TCS)10000 天地神明の章10500 フロンティアリバイバルセレクション(FRS)No一覧 1000~ (第一章 特典カード) ※ 1001(特典カード)は、神羅大全・我ではetc枠の「特典」にあります。 また、1002~01006はフロンティアオリジナルの合成素材専用カードで、神羅大全・我には掲載されません。 (「特典」コンプリート) No_カード名 R 勢力 T C HP 攻 防 速 基本技 必殺技 1001_黄龍帝フガク SP 聖龍 魔 5 685 625 625 90 敵全体を攻撃さらに自身を回復 敵全体を攻撃さらに味方全体を回復 1002_ウエハーマン N 経験値合成専用の特別カード。素材に用いると、3333の経験値を得られる 1003_ウエハーマン S 経験値合成専用の特別カード。素材に用いると、10000の経験値を得られる 1004_ウエハーマン H 経験値合成専用の特別カード。素材に用いると、30000の経験値を得られる 1005_ウエハーマン SP 経験値合成専用の特別カード。素材に用いると、90000の経験値を得られる 01006_ウエハーマン F 経験値合成専用の特別カード。素材に用いると、300000の経験値を得られる 第一章 1000~(特典カード他)/1100~(第1弾)/1200~(第2弾)/1300~(第3弾)/1400~(第4弾) No順 インデックス0000 イベントPR・CP0500 レアリティF0600 付与合成専用PR0700 レアリティW0800 レアリティST0900 富嶽伝1000 第一章2000 第二章3000 第三章4000 神獄の章5000 王我螺旋の章6000 ゼクスファクター7000 七天の覇者8000 大魔王と八つの柱駒9000 九邪戦乱の章9500 トップキャラクターズセレクション(TCS)10000 天地神明の章10500 フロンティアリバイバルセレクション(FRS)No一覧 1100~ (第一章 第1弾) フロンティア実装日:2011年9月30日(初期実装) (「第一章 第1弾」コンプリート) No_カード名 R 勢力 T C HP 攻 防 速 基本技 必殺技 1101_聖龍王サイガ H 聖龍 無 5 685 570 570 100 正面の敵を攻撃TYPE 無の相手にクリティカル 正面の敵を攻撃TYPE 無の相手にクリティカル 1102_桃華仙ミヤビ S 聖龍 魔 4 530 480 400 100 ランダムに敵を攻撃 ランダムに敵を連続攻撃 1103_破岩拳テッシン N 聖龍 力 4 520 390 470 100 正面の敵に貫通攻撃 正面の敵に貫通攻撃 1104_忍者マスター絶影 N 聖龍 技 4 520 365 305 130 正面の敵を攻撃 味方全体の行動を早める 1105_コノハ N 聖龍 魔 3 385 320 320 100 ランダムに味方を回復 味方全体を回復 1106_ガッシャ N 聖龍 力 3 370 405 270 90 正面の敵を攻撃 正面の敵を攻撃 1107_飛電 S 聖龍 魔 4 520 430 430 100 ランダムに敵を攻撃 さらに行動不能にする ランダムに敵を攻撃 さらに行動不能にする 1108_獣牙王エドガー H 獣牙 力 5 685 720 420 100 正面の敵に連続攻撃 瀕死時に直接攻撃に対して反撃クリティカル発生時に大ダメージ 1109_白面のセツナ S 獣牙 魔 4 530 480 400 100 正面の敵を攻撃 正面の敵を攻撃 さらに対象の与ダメージをダウン 1110_獣将オルティガ N 獣牙 力 4 520 715 485 70 正面の敵になぎ払い攻撃 味方全体の与ダメージをアップ 1111_ナタージャ N 獣牙 技 4 480 400 400 100 ランダムに敵を行動不能にする 敵全体を行動不能にする 1112_ラード N 獣牙 力 3 385 420 285 90 正面の敵を攻撃 敵全体の行動を遅らせる 1113_ドロール N 獣牙 技 3 375 310 460 80 正面の敵を攻撃 正面の敵を攻撃さらに行動を遅らせる 1114_ゼクシード S 獣牙 技 4 520 465 320 110 正面の敵を攻撃 正面の敵を攻撃 1115_飛天王アレックス H 飛天 技 5 685 450 450 130 正面の敵を攻撃 正面の敵を攻撃ガード不能 さらに対象の与ダメージをダウン 1116_眠り姫アルマ S 飛天 魔 3 360 300 300 100 味方全体を状態異常から守る 味方全体を回復 さらに状態異常から守る 1117_執事長シープ N 飛天 魔 4 480 325 400 110 ランダムに味方の被ダメージをダウン 味方全体の被ダメージをダウン 1118_飛剣士パドル N 飛天 技 4 505 350 350 120 ランダムに敵を攻撃 ランダムに敵を攻撃 1119_ポロン N 飛天 魔 3 385 320 320 100 ランダムに味方を回復 味方全体を回復 1120_ヒラーリン N 飛天 技 3 375 310 255 110 正面の敵になぎ払い攻撃 正面の敵になぎ払い攻撃 1121_ヴァンファレス S 飛天 力 4 520 335 335 130 ランダムに敵を攻撃 さらに行動を遅らせる ランダムに敵を攻撃 さらに行動を遅らせる 1122_鎧羅王ポラリス H 鎧羅 魔 5 685 420 720 100 正面の敵になぎ払い攻撃 正面の敵になぎ払い攻撃クリティカル発生時に大ダメージ 1123_輝煌星シリウス S 鎧羅 力 5 620 465 565 100 正面の敵を攻撃 敵全体を攻撃 1124_甲角星アトラス S 鎧羅 技 4 530 440 780 70 正面の敵に貫通攻撃 正面の敵に貫通攻撃 1125_ゼペル N 鎧羅 無 3 375 310 310 100 ランダムに味方の被ダメージをダウン 味方全体の被ダメージをダウン 1126_クリップ N 鎧羅 力 3 370 305 370 90 正面の敵に貫通攻撃 正面の敵に貫通攻撃 1127_スウィーム N 鎧羅 技 3 370 275 275 110 正面の敵を攻撃 正面の敵を攻撃 1128_巨兵士オリオン S 鎧羅 無 4 520 385 560 90 ランダムに敵を攻撃 ランダムに敵を連続攻撃 1129_光龍王サイガ SP 聖龍 魔 6 795 660 660 100 正面の敵に連続攻撃ガード不能 正面の敵に連続攻撃クリティカル発生時に大ダメージ 1130_皇帝マステリオン SP 皇魔 技 6 825 685 685 100 正面の敵に貫通攻撃TYPE 無の相手にクリティカル 正面の敵に貫通攻撃クリティカル発生時に大ダメージ 第一章 1000~(特典カード他)/1100~(第1弾)/1200~(第2弾)/1300~(第3弾)/1400~(第4弾) No順 インデックス0000 イベントPR・CP0500 レアリティF0600 付与合成専用PR0700 レアリティW0800 レアリティST0900 富嶽伝1000 第一章2000 第二章3000 第三章4000 神獄の章5000 王我螺旋の章6000 ゼクスファクター7000 七天の覇者8000 大魔王と八つの柱駒9000 九邪戦乱の章9500 トップキャラクターズセレクション(TCS)10000 天地神明の章10500 フロンティアリバイバルセレクション(FRS)No一覧 1200~ (第一章 第2弾) フロンティア実装日:2011年9月30日(初期実装) (「第一章 第2弾」コンプリート) No_カード名 R 勢力 T C HP 攻 防 速 基本技 必殺技 1201_聖龍王サイガ H 聖龍 魔 5 690 575 575 100 正面の敵を攻撃さらに対象の与ダメージをダウン 正面の敵を攻撃ガード不能 さらに対象の与ダメージをダウン 1202_大魔導ライセン H 聖龍 力 5 700 530 630 100 敵全体を攻撃 敵全体を攻撃クリティカル発生時に大ダメージ 1203_征嵐剣シオン S 聖龍 技 5 600 415 415 120 正面の敵を攻撃 さらに行動を遅らせる 正面の敵を攻撃 さらに行動を遅らせる 1204_大司祭ミコ婆 N 聖龍 魔 3 375 310 310 100 ランダムに味方の被ダメージをダウン 味方全体の被ダメージをダウン 1205_ギャンビー N 聖龍 力 3 385 320 320 100 ランダムに敵を攻撃 ランダムに敵を攻撃 1206_マッシュル N 聖龍 技 3 370 305 305 100 ランダムに味方を回復 味方全体を回復 1207_百獣将オルティガ S 獣牙 力 4 530 780 440 70 正面の敵になぎ払い攻撃 正面の敵になぎ払い攻撃 1208_猛将コランダム S 獣牙 魔 4 530 520 360 100 正面の敵になぎ払い攻撃 正面の敵になぎ払い攻撃 1209_騎兵ジャッカス N 獣牙 技 4 505 385 320 120 正面の敵に貫通攻撃 正面の敵に貫通攻撃 1210_鍛冶屋のガンテツ N 獣牙 力 3 375 310 310 100 ランダムに味方の被ダメージをダウン 味方全体の被ダメージをダウン 1211_コロミン N 獣牙 技 3 370 305 305 100 正面の敵の与ダメージをダウン 敵全体の与ダメージをダウン 1212_バンチャック N 獣牙 魔 3 375 310 310 100 正面の敵を行動不能にする 敵全体を行動不能にする 1213_神聖騎士ナルサス S 飛天 技 4 530 365 440 110 正面の敵を攻撃 味方全体の与ダメージをアップ 1214_暗黒騎士シェイド S 飛天 魔 4 520 395 330 120 ランダムに敵を攻撃 ランダムに敵を攻撃 1215_クラウディア N 飛天 魔 3 385 320 320 100 ランダムに味方の与ダメージをアップ 味方全体の与ダメージをアップ 1216_レッカ N 飛天 力 4 480 480 320 100 正面の敵を攻撃 正面の敵を攻撃 1217_バハメキア N 飛天 力 4 505 310 455 110 正面の敵になぎ払い攻撃 正面の敵になぎ払い攻撃 1218_フェザード N 飛天 技 3 375 285 235 120 正面の敵を攻撃 正面の敵を攻撃 さらに行動を遅らせる 1219_輝煌王シリウス H 鎧羅 魔 6 805 580 695 105 正面の敵に無特効攻撃さらに対象の被ダメージをアップ 正面の敵を攻撃ガード不能 さらに対象の被ダメージをアップ 1220_鎧羅王ポラリス H 鎧羅 力 5 690 425 725 100 正面の敵に貫通攻撃 正面の敵に貫通攻撃クリティカル発生時に大ダメージ 1221_剣角星アキレス S 鎧羅 技 4 530 440 640 80 正面の敵に連続攻撃 正面の敵に連続攻撃 1222_操りギーファ N 鎧羅 魔 4 495 410 410 100 正面の敵になぎ払い攻撃 正面の敵になぎ払い攻撃 1223_銃使いバレット N 鎧羅 技 4 495 375 310 120 ランダムに敵を攻撃 ランダムに敵を連続攻撃 1224_ガルムス N 鎧羅 力 3 385 265 320 110 正面の敵を攻撃 正面の敵を攻撃 1225_魔将軍ベリアール S 皇魔 技 5 600 450 550 100 正面の敵を攻撃 さらに対象の与ダメージをダウン 正面の敵を攻撃 さらに対象の与ダメージをダウン 1226_魔将軍アスタロット S 皇魔 魔 4 530 480 400 100 正面の敵に貫通攻撃 正面の敵に貫通攻撃 1227_ボーンマスター N 皇魔 無 4 505 380 380 110 ランダムに敵を攻撃 敵全体の被ダメージをアップ 1228_ギュウキ N 皇魔 力 4 480 530 355 90 正面の敵を攻撃 正面の敵を攻撃 1229_竜王ファフニール SP 皇魔 無 5 720 600 600 100 正面の敵に無特効の貫通攻撃限界突破の回数に応じて威力アップ 正面の敵に無特効の貫通攻撃限界突破の回数に応じて威力アップ 1230_蛇王ニーズホッグ SP 皇魔 力 5 720 450 750 100 正面の敵に無特効の連続攻撃限界突破の回数に応じて威力アップ 敵全体に無特効攻撃限界突破の回数に応じて威力アップ 第一章 1000~(特典カード他)/1100~(第1弾)/1200~(第2弾)/1300~(第3弾)/1400~(第4弾) No順 インデックス0000 イベントPR・CP0500 レアリティF0600 付与合成専用PR0700 レアリティW0800 レアリティST0900 富嶽伝1000 第一章2000 第二章3000 第三章4000 神獄の章5000 王我螺旋の章6000 ゼクスファクター7000 七天の覇者8000 大魔王と八つの柱駒9000 九邪戦乱の章9500 トップキャラクターズセレクション(TCS)10000 天地神明の章10500 フロンティアリバイバルセレクション(FRS)No一覧 1300~ (第一章 第3弾) フロンティア実装日:2011年11月25日 (「第一章 第3弾」コンプリート) No_カード名 R 勢力 T C HP 攻 防 速 基本技 必殺技 1301_聖龍王サイガ H 聖龍 力 5 700 555 555 105 ランダムに敵を攻撃 ランダムに敵を攻撃クリティカル発生時に大ダメージ 1302_桃華仙ミヤビ S 聖龍 技 5 600 500 405 110 正面の敵を攻撃 瀕死時に直接攻撃に対して反撃 1303_ソルディアーク SP 聖龍 魔 5 715 745 445 100 正面の敵を攻撃さらに常時効果を打ち消す 正面の敵に貫通攻撃さらに常時効果を打ち消す 1304_群雲のザンゲツ N 聖龍 力 4 505 455 310 110 ランダムに敵を攻撃 味方全体の与ダメージをアップ 1305_疾風のイザヨイ N 聖龍 技 4 495 340 340 120 正面の敵に連続攻撃 敵全体の行動を遅らせる 1306_コイナス N 聖龍 魔 3 370 250 305 110 ランダムに敵を行動不能にする 敵全体を行動不能にする 1307_獣牙王エドガー H 獣牙 技 5 700 760 445 95 正面の敵を攻撃さらに対象の被ダメージをアップ 正面の敵を攻撃ガード不能 さらに対象の被ダメージをアップ 1308_烈将ベリル S 獣牙 力 4 520 560 385 90 正面の敵を攻撃 正面の敵を攻撃 1309_漆黒のシェイド S 獣牙 魔 4 530 440 305 120 正面の敵になぎ払い攻撃 正面の敵になぎ払い攻撃 1310_漆黒のシェイド S 獣牙 魔 4 555 460 325 120 正面の敵になぎ払い攻撃 正面の敵になぎ払い攻撃 1311_クリス N 獣牙 魔 4 480 400 400 100 ランダムに敵を攻撃 瀕死時に直接攻撃に対して反撃 1312_オプティクス N 獣牙 技 4 495 410 335 110 正面の敵に貫通攻撃 味方全体の被ダメージをダウン 1313_グリズビー N 獣牙 力 3 375 370 250 100 正面の敵を攻撃 正面の敵を攻撃 1314_飛天王アレックス H 飛天 魔 5 690 575 340 130 正面の敵を攻撃さらに対象の与ダメージをダウン 正面の敵を攻撃クリティカル発生時に大ダメージ 1315_剣聖シープ S 飛天 技 5 600 360 545 110 正面の敵に貫通攻撃 正面の敵に貫通攻撃 1316_紅蓮騎士ラモン S 飛天 力 4 530 405 340 120 正面の敵を攻撃 正面の敵を攻撃 1317_アンディル N 飛天 技 4 505 345 420 110 正面の敵を攻撃 味方全体の行動を早める 1318_ガルータ N 飛天 力 4 495 340 340 120 ランダムに敵を攻撃 ランダムに敵を攻撃 1319_ルクック N 飛天 魔 3 375 310 310 100 正面の敵の行動を遅らせる 敵全体の行動を遅らせる 1320_裂空星ボレアス S 鎧羅 技 4 520 335 335 130 正面の敵を攻撃 正面の敵を攻撃 1321_海迅星カイトス S 鎧羅 魔 4 520 390 470 100 正面の敵に貫通攻撃 正面の敵に貫通攻撃 1322_天魁星マルス S 鎧羅 力 5 600 750 500 80 正面の敵になぎ払い攻撃 正面の敵になぎ払い攻撃 1323_アイアス N 鎧羅 技 4 505 380 460 100 正面の敵に貫通攻撃 正面の敵に貫通攻撃 1324_ネストル N 鎧羅 力 4 520 390 470 100 正面の敵に連続攻撃 正面の敵に連続攻撃 1325_ボフォースZ-3 N 鎧羅 無 4 480 355 530 90 正面の敵を攻撃 正面の敵を攻撃 1326_魔将軍アリオク S 皇魔 力 4 530 615 350 90 正面の敵を攻撃 正面の敵を攻撃 1327_アナンシ N 皇魔 魔 4 495 370 370 110 正面の敵の行動を遅らせる 敵全体の行動を遅らせる 1328_ツキミスキー N 皇魔 技 4 480 400 400 100 正面の敵の与ダメージをダウン 敵全体の被ダメージをアップ 1329_ヒマンドゥ N 皇魔 力 3 385 385 320 90 正面の敵を攻撃 味方全体の与ダメージをアップ 1330_獣王フェンリル SP 皇魔 技 5 720 910 535 80 正面の敵に無特効のなぎ払い攻撃限界突破の回数に応じて威力アップ 正面の敵に無特効のなぎ払い攻撃限界突破の回数に応じて威力アップ 1331_鳳王フルスベルグ SP 皇魔 魔 5 720 520 445 130 ランダムに敵を無特効攻撃限界突破の回数に応じて威力アップ ランダムに敵を無特効攻撃限界突破の回数に応じて威力アップ 第一章 1000~(特典カード他)/1100~(第1弾)/1200~(第2弾)/1300~(第3弾)/1400~(第4弾) No順 インデックス0000 イベントPR・CP0500 レアリティF0600 付与合成専用PR0700 レアリティW0800 レアリティST0900 富嶽伝1000 第一章2000 第二章3000 第三章4000 神獄の章5000 王我螺旋の章6000 ゼクスファクター7000 七天の覇者8000 大魔王と八つの柱駒9000 九邪戦乱の章9500 トップキャラクターズセレクション(TCS)10000 天地神明の章10500 フロンティアリバイバルセレクション(FRS)No一覧 1400~ (第一章 第4弾) フロンティア実装日:2011年12月27日 (「第一章 第4弾」コンプリート) No_カード名 R 勢力 T C HP 攻 防 速 基本技 必殺技 1401_光龍王サイガ H 聖龍 無 6 810 675 675 100 正面の敵に無特効攻撃さらに行動不能にする 正面の敵を攻撃央覇封神を持つカードの枚数によりダメージアップ 1402_四代絶影クオン S 聖龍 魔 5 685 530 375 130 正面の敵を攻撃 味方全体を回復 1403_砕鋼拳テッシン S 聖龍 技 4 555 500 420 100 正面の敵に貫通攻撃 正面の敵に貫通攻撃 1404_キュユラ N 聖龍 魔 3 375 310 310 100 ランダムに敵を攻撃 ランダムに敵を攻撃 1405_聖龍院リュウセン N 聖龍 魔 4 480 400 400 100 正面の敵を攻撃 正面の敵を攻撃 1406_獣牙王エドガー H 獣牙 力 6 805 935 535 90 正面の敵に無特効攻撃さらに対象の被ダメージをアップ 正面の敵に貫通攻撃央覇封神を持つカードの枚数によりダメージアップ 1407_白面のセツナ S 獣牙 魔 5 685 615 430 110 正面の敵に貫通攻撃 正面の敵に貫通攻撃 1408_勇将ゲイル S 獣牙 技 4 520 360 360 120 正面の敵になぎ払い攻撃 正面の敵になぎ払い攻撃 1409_ナマケン N 獣牙 技 3 375 340 280 100 正面の敵の被ダメージをアップ 敵全体の被ダメージをアップ 1410_獣牙院バルバトス N 獣牙 力 4 480 530 355 90 正面の敵を攻撃 瀕死時に直接攻撃に対して反撃 1411_飛天王アレックス H 飛天 技 6 800 615 430 130 正面の敵に無特効攻撃さらに対象の与ダメージをダウン ランダムに敵を攻撃央覇封神を持つカードの枚数によりダメージアップ 1412_聖姫アルマ S 飛天 魔 5 660 550 550 100 ランダムに敵を攻撃 ランダムに敵を攻撃 1413_聖火鳥ポロン S 飛天 魔 5 600 360 545 110 味方全体を状態異常から守る 味方全体を回復 さらに状態異常から守る 1414_ブレイボ N 飛天 力 3 385 320 265 110 正面の敵を攻撃 正面の敵を攻撃 1415_飛天院メルキオール N 飛天 技 4 480 330 330 120 ランダムに敵を攻撃 正面の敵を攻撃 さらに対象の与ダメージをダウン 1416_鎧羅王ポラリス H 鎧羅 魔 6 800 485 845 100 正面の敵に無特効攻撃さらに行動を遅らせる 正面の敵になぎ払い攻撃央覇封神を持つカードの枚数によりダメージアップ 1417_巨重星ピグマリオン S 鎧羅 力 4 555 415 590 90 正面の敵に連続攻撃 正面の敵に連続攻撃 1418_月照星ディアナ S 鎧羅 技 4 520 390 470 100 ランダムに敵を攻撃 ランダムに敵を連続攻撃 1419_アクシー N 鎧羅 魔 3 385 320 320 100 ランダムに味方を回復 味方全体を回復 1420_鎧羅院クロノス N 鎧羅 力 4 480 355 530 90 正面の敵になぎ払い攻撃 正面の敵になぎ払い攻撃 1421_タイラントゴーレム S 皇魔 力 5 700 890 515 80 正面の敵を攻撃 正面の敵を攻撃 1422_ソードギル S 皇魔 技 4 555 385 460 110 正面の敵を攻撃 さらに対象の被ダメージをアップ 正面の敵を攻撃 さらに対象の被ダメージをアップ 1423_皇魔獣ティアマント N 皇魔 魔 4 520 430 430 100 正面の敵に貫通攻撃 正面の敵に貫通攻撃 1424_皇魔獣ガージス N 皇魔 力 4 520 510 350 100 正面の敵を攻撃 正面の敵を攻撃 1425_皇魔獣シムルグ N 皇魔 力 4 520 360 360 120 ランダムに敵を攻撃 ランダムに敵を攻撃 1426_皇魔獣ベリドラ N 皇魔 技 4 520 350 510 100 正面の敵になぎ払い攻撃 正面の敵になぎ払い攻撃 1427_ヘルギブン N 皇魔 力 4 495 370 450 100 正面の敵を攻撃 正面の敵を攻撃 1428_ボンバット N 皇魔 技 3 385 320 265 110 正面の敵を攻撃 正面の敵を攻撃 1429_光龍帝サイガ SP 聖龍 技 6 830 690 690 100 敵全体を攻撃TYPE 無の相手にクリティカル ブースト発動 敵全体に無特効攻撃さらに行動遅延 行動不能 ブースト発動 1430_魔王マステリオン SP 皇魔 魔 6 830 690 690 100 正面の敵に貫通攻撃TYPE 無の相手にクリティカル 正面の敵に貫通攻撃クリティカル発生時に大ダメージ 第一章 1000~(特典カード他)/1100~(第1弾)/1200~(第2弾)/1300~(第3弾)/1400~(第4弾) No順 インデックス0000 イベントPR・CP0500 レアリティF0600 付与合成専用PR0700 レアリティW0800 レアリティST0900 富嶽伝1000 第一章2000 第二章3000 第三章4000 神獄の章5000 王我螺旋の章6000 ゼクスファクター7000 七天の覇者8000 大魔王と八つの柱駒9000 九邪戦乱の章9500 トップキャラクターズセレクション(TCS)10000 天地神明の章10500 フロンティアリバイバルセレクション(FRS)No一覧
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cf2100用語2011/07/20 12 17 ◇日本帝国 = ◇宵闇の魔女 = 半年前に大月技研を襲撃したテロリスト。AMJを使用し、搭乗者はそろって優秀。空より注ぎ込まれる黒き渦に飲み込まれた者も、構成員になる。帝国軍だけでなくアジア解放戦線とも敵対。”宵闇の魔女は、見せるだけで人の心をマイナス方向に持って行くマジックアイテムのようなものを持っており、聞けば一発で夢も希望も打ち砕かれる破滅的な事実を握っている。” ◇空より注ぎ込まれる黒き渦 = 詳細不明。渦に飲まれたものは宵闇の魔女の軍門に下る。キャラクターの真属化の際に必ず現れる。 ◇魔女の狂言 = 宵闇の魔女の宣言「真実を知らぬ者、混沌の贄となるべし」 ◇大月技研 = 進化金属の研究所。半年前に宵闇の魔女の襲撃を受ける。進属研室長大月真宵ほか生存者なし。当時、空より注ぎ込まれる黒き渦が観測される。 ◇大月真宵 = 進属研室長。宵闇の魔女事件で死亡したものと思われる。 ◇アジア解放戦線 = テロリスト。古くは黒月大戦時に消滅した共産主義国家の残党であり、彼等と『核』は忌わしい因縁を持っており、今回の核奪取も彼等にとっては大きな意味を持つ。 当時、死徒と呼ばれる魔物を駆逐せんが為、大国は核により自領土を焼きながら後退していき、米国と日本を除く全ての人類側勢力は焦土と化した。アジア解放戦線は『黒月大戦の折、日帝の陰謀により偉大なる祖国は核を撃ち込まれた。そうでなければ美しい大地を自ら焦土を変える筈がない。後の歴史は日帝の捏造である。」と本気で主張しており、今となっては真偽を定かにする術はない 紆余曲折ありながらも三年前に起こした大規模な活動を最後に、旧中国大陸の割譲を条件に不可侵締結直前まで交渉が進んでいたが、宵闇の魔女が現れた事により旧中国大陸の入植計画が後手となり、まるで普天間基地問題のように白紙に戻った。 挙げ句、現在のアジア解放戦線のリーダーは共産圏を繁栄させた主席の末裔などと宣言しており、我等が知る歴史的既成事実を根底から否定(日帝は歴史を歪曲し、偉大な指導者であった毛沢東主席の名誉まで汚している等。)し、血と領土による謝罪と賠償を求めている。 ◇進化金属 = 人の精神と融合し、自己再生、自己進化、自己増殖する未知の金属。10年前に発見される。人間や魔物などが原材料ということはない。”それなりのレアメタルの合成物質” ネガティブ状態に陥ったパイロットが真属化するのは進属騎兵本来の特性。 (初めて真属化したのが宵闇の魔女だっただけです) 神(進化・成長)にも悪魔(真化・停滞)にもなれるのが進化金属。 ◇進化金属騎兵 = 進化金属を使用した全長5mの人型兵器。性能が搭乗者のコンディションに左右される。略称はAMJ=Advanced Metal Jacket。帝国軍の正式採用機は並べて高機能。民間、反政府組織のそれは通常、旧式の型落ち機体を運用している。 一般的なコアはジェネレータかパイロットとなります。 (ジェネレーターを外部から部位狙いするのはほぼ不可能ですが、コクピットへの部位狙いは-5修正で可能です。機体のDEFを抜いた値がパイロットの「いずれかの部位」に当たります) コクピット直撃はかなりまずいです。 パイロットの命中部位に関しては命中時にランダム部位命中表を振り、 当たり所が悪ければ即死しますね。 ◇浪速駐屯所 = 帝国軍の駐屯所。所在は大阪南港辺りの埋立地。エース級や一癖ある人物が多い。 ◇瀬戸内水軍 = 民間警備会社。構成員は30人ほど。藤原弘司が所属。 ◇藤原弘司 = PLコンバット立岩のPC。瀬戸内水軍業務責任者。 ◇AMJ中隊 = ◇九十九龍哉 = AMJ中隊の部隊長、大尉。のち本人の希望により隊長職を退き、合わせて中尉に降格。三十代前半。肩に触れる黒髪が特徴的な男性。身長180前後。サングラスをかけている。 STR11+1、DEX12+1、INT12+1、VIT12+1 肉体系技能2 精神系技能2 魂(3)閃き(1)必中(1)加速(1)覚醒(3)信頼(1)義(軍人)天才(軍人) ◇フィオーレ = 中尉。従軍司祭。シスター。二十代。童顔。胸元にかかる金色のお下げ髪。眼鏡が似合う。九十九機のサブパイロット。実は封印機関所属?。 サブパイロットの為ステータスは割愛、情報解錠不可 信念(2)、不屈(1)、加速(1)、根性(1)、祈り(3)覚悟完了(2)、権力(軍人)、努力(軍人)、???? ◇指揮官機 = 複座型。左肩に電子アンテナを装備。搭乗者スペース確保のため、背面のハードポイントがない。 HP30 DEF4 INT+1 ATK-1 サブパイロットは攻撃に参加しない(精神コマンドは使用可能)代わりに各種フォーメーションの指示を行う。 ◇フォーメーション = 支援魔法のようなもので、必ず従う必要はないが、対応した行動に補正が入る(指揮官機は除く)。フォーメーションはセッション毎に固定され、対象となる敵は毎ターン変更できる。 集中放火フォーメーション 該当する敵1人を指定し、その対象に攻撃を行った部隊員全ての攻撃にATK+1 回避フォーメーション 該当する敵1人を指定し、その対象から攻撃を受ける部隊員全てにFLEE+1 間接射撃フォーメーション 該当する敵1人を指定し、その対象に攻撃を行う部隊員は一番距離が近い部隊員の遠距離補正を適用する。最大射程を越える場合は射程外となり、攻撃不可。 スモークや遮蔽物等で最遠距離狙撃者の視界が対象から遮られていても最近距離者の視界を適用するので余分なペナルティはない。 ◇等々力突破 = PLディノスのPC。 ◇谷崎あかり = PLしをんのPC。 ◇狩野鷹丸 = PL月猫のPC。 ◇チハ = AMJ ◇フレデリック・スターファイアー = 宵闇の魔女の一味。元ロンドン魔術協会員。戦後、マナの失われた世界で魔術の復活と協会の復興に務めるが果たせず絶望の日々を過ごす。余命幾許もなさそうな老人。精神的特徴は信念・不屈・努力・義・覚悟完了・魂。 前大戦を生き延びた高位の魔術師。 黒月消滅に伴うマナ激減と元素神封印による魔術封印により、絶望の半生を過ごす中、宵闇の魔女より真理を説かれ、真属となる。 魔術は真属化に伴い新たに習得したもので、過去習得していた呪文は使えず、火霊系呪文を用いている。 魔法の素質Lv3なので、3D、6D、9Dの爆裂火球を発射できる。 ただ、6Dを発射するのには1ターン、9Dを発射するのには2ターンの集中が必要で、魔法発動率は(INT+精神系技能+魔法の素質)-3。 (登場イベントでは9Dを発射しており9点消費し、残MPは23点です。ウォーロックの機体内から20点ブーストされています) 爆裂火球の効果範囲計算は、9Dと仮定すると着弾地点が9Dとなり、1ヘクス離れるごとに-1Dされ続ける。 (つまり9D爆裂火球の半径は9ヘクスです) STR10、DEX12、INT13、VIT12 肉体系技能3 精神系技能5 魔法の素質3 ◇大月技研社 = ◇新七星重工社 = ◇テスラダイン社 = ◇カトキチ社 = ◇ウォーロック = フレデリック・スターファイアーのAMJ。 宵闇の魔女が製造した真属騎兵。謎の黒い粒子(情報開錠不可)により機体周囲のマナ濃度がワンランク上昇、フライング能力、ステルス能力を備えるが機構は現在不明。 武器はクロー・ソードマント・ソードビットの三種類であり大規模破壊兵器はパイロットの魔術によるもの。 1ターンに通常攻撃と詠唱無しの魔法を使用する、事実上の二回攻撃。 HP50、DEF6 ソードマント、ダメージ4D、斬、速射1、弾20、有効1-3 ソードビット、ダメージ3D-3、刺、速射1、弾20、有効2-9、消費MP2(必ず背面から攻撃) クロー、Sサイズ格闘武器性能に追加ATK+2 ソードマントは中型盾の特性を持つ。 縮退炉(ブラックホールエンジン)により既出性能と追加MP20を持つ。 12点耐久力のバスタードソードタイプが20本装着されている。この中からソードマントを対象に半数(10本)破壊すれば縮退炉への攻撃が可能。 ウォーロックが近接攻撃を仕掛けた時はホバリング状態となるが、ダブルゼロとの身長差ならば高低差ペナルティはなし。 ◇楠木正孝 = 中将。羽鳥美月の上司。リトルオーガ。退魔結社クスノハの関係者。新型機の開発、輸送にも関わる。 ◇羽鳥美月 = PLハメットのPC ◇エーデルヴァイス・クレメンタイン = PLりざのPC ◇湖潤 帝 = PLシュウのPC ◇紅灯 陣 = PLムクロのPC ◇97式中騎兵チハ = AMJ。帝国軍正式採用機。 ◇狩野藤次郎 = 狩野鷹丸の養父。 ◇真属化 = 魔女の軍門に降る事。洗脳に近い。本人の意識はあるが進んで人類の敵として行動する。復帰手段は現在のところなし。ゲーム的には敵NPC化。 ◇アンナ・ジュラーヴリク = アジア解放戦線。深紅のAMJを駆るエースパイロット。スカーレッド・ビーの運用に耐えうる部品。 STR11・DEX11・INT11・VIT11 根性(1)・不屈(1)・突撃(1)・信頼(1)・努力(2)・覚悟完了(2)・闘志(*) 特殊能力:精神汚染 入隊時に機体操縦用へ洗脳を受けており、共産党員に対して盲信的に従属している。 彼等から命令や指示を受けている際は真属化判定に+2の修正を得る。 親しい者の死や共産党員への誇りが傷付けられた際には真属化判定に-2修正を得る。 シンティ・ロマ人、即ち欧州を中心に世界中を旅する放浪民族の末裔。 彼女が居候していた孤児院が経営危機に陥ったとき、Dr.ナイアと名乗る女性が 彼女にある取引をもちかけた。孤児院に援助を行う代わりに、アジア解放戦線が入手 したとあるAMJのパイロットをお願いしたい、というものだ。 現在アジア解放戦線のアジトで訓練を受けているが、常人では有得ない 速度で機体との適応が進んでいる。 ◇ロマ人 = かつてジプシーとも呼ばれ、魔女伝説と深い関わりのある一族とされている。 ◇クスノハ = 大月技研とのパイプを持つ組織。 ◇煙幕手榴弾の効果 = 効果時間3ターン。効果範囲3*3ヘクス。効果範囲内(射線が効果範囲を貫通する場合も含む)は命中修正-10、回避修正はなし。効果範囲内の行動はC~1距離では修正を適用しない。光学兵器は無効化される。 ◇C距離 = 行動の対象が同一ヘクスに存在すること。能動防御は「避け」しか行えない。盾の補正がかからない。組み付き、投げ、押さえ込み、窒息などが行える(抵抗判定あり) ◇近接武器の射程 = S(C-1)、M(1-2)、L(1-3) ◇盾 = 背中に装備した場合背面三方向からの能動防御に有効。ただし「止め」は行えない。両手にそれぞれ盾を持つと、前面+それぞれの左右前面で「止め」が行えるが修正は重複しない。 ◇技能レベルの目安 = 1経験点が健常者が200時間相当の訓練(独学なら400時間相当)。設定年齢でも意味合いが異なる(20歳と50歳が同レベルであった場合、20歳の方が密度の濃い鍛錬をしているとされる)。 大雑把な目安 (DEX+肉体系技能) 10以下 群集MOBクラス 10 平均的、悪く言えば凡人。 11 才能がある。もしくは一通りの訓練は習得している。 12 有資格者、段位を取っているぐらい。 13 ギャランディーが発生する実践で成果を発揮できる。 14 社会的信頼を得られている。これで何年も飯食ってるレベル。 15 指導者として道譲っていける領域。 16 凡人では一生を費やした努力が必要。 17 もう努力と才能を両立してないと不可能の領域。 18 名声なり悪名なり周囲が付いている。社会が放任していない。 20 剣聖 表舞台での金メダリスト。イチロー。 24 歴史上稀に生まれる超人的存在 宮本武蔵、生ける武神。 ◇体当たり = 「攻撃」「全力攻撃」「移動攻撃」のいずれかに分類される。移動攻撃の命中判定修正を受けない。対象のサイズが同等か小さくなければ行えない。命中すると、対象はDEX判定を行い失敗すると転倒。ダメージ計算は〔(自分のHP*速度)/100〕個のダイスロール。計算結果Aが1より小さい場合、1D-3(A≦0.25)、1D-2(0.25<A≦0.5)、1D-1(0.5<A<1)とする。 ◇転倒 = 次の自分のターンを使用して膝立ちに復旧でき、その次の自分のターンを使用して立ち上がることが出来る。転倒中や膝立ち中は移動を行えない。攻撃は可能だが転倒中は-4修正、膝立ち中は-2修正。 ◇シールドアタック = 体当たりの一種。中型盾か大型盾を左手に装備しないと行えない。体当たりのダメージに+2D(中型盾)または+3D(大型盾)追加するが、同一のダメージが盾に入る。 ◇魔術 = 邪神の恩恵により火水土風の四種が存在。黒い月(超大型魔力増幅器)の消滅と再征服戦争で邪神が封印されたことで、2100現在では行使できない。 ◇孤児院 = 駐屯地の東側に建つ。大人2人、子ども12人。 ◇ZERO = 大月技研 零式試製主力騎兵 “ZERO” 進化金属の特性である「自己再生・自己進化・自己増殖」を極限にまで高める為、 最強の生物である「ヒト」に限りなく近いデザインに作られた大月真宵の最高傑作であり遺作。 常識を天元突破させる精神や何者にも負けない闘志がなければ能力の一割も発揮できない。 機体それぞれの肩口にナンバーが彫り込まれており、01・02・03となっている。 パイロット次第では戦略(戦術ではない)を革命させる性能を秘めている。 ZEROの隠されたスペックは「情報開錠」の対象外。 HP:25 DEF:2 右手左手右肩左肩背部腰部右足左足(サイズS) 現在武器は装備していない。 三身合体時には00(ダブルゼロ)となり、全長10メートルのLサイズユニットとなる。 ◇ダブルゼロ = 大月 零式試製主力騎兵 “W-ZERO” HP60、DEF6、右手左手右肩左肩背部腰部右足左足(Lサイズ:サイズ補正無視) 全長10メートルのLサイズユニット。 パイロットパラメータは各員のもっとも高い能力値(天才も乗る)を用い、精神コマンドは三人分のもの。 MPは全員のVITの合計を使用し、超自己増殖により現在発表されている一般進属騎兵(リスト参照)の武装を、瞬間的(使い捨て)に攻撃防御に使用するが、全ての攻撃&盾防御使用時にMP2点消費。 戦闘時は二回攻撃(二回行動ではない)。 行動宣言時は三人分の行動を参考にして動かす。 機体内で三人のパイロットは「身も心も融合」しており、パイロット狙いの対象にならない。 大破について ダブルゼロが破壊orMPが0になるor戦闘終了するとSサイズユニット三機に分離。 (そのミッション中に再合体は不可) 瞬間増殖させる武装について 弾数が一発の武器は1ミッションに一度のみ。 (パイルバンカー無双封印の為) ◇高低差のある戦闘行動 = 厳密に高低差距離修正を計算すると3Dマップ計算が必要となり、 処理が煩雑になるので、飛行⇔地上に攻撃を行う際は一律で命中±2修正。 (飛行→地上:命中+2、地上→飛行:命中-2) 地上→飛行への近接攻撃は射程が届かない。 飛行ユニットが地上ユニットに近接攻撃を仕掛けた際はホバリングとして扱い、地上→ホバリングへの近接攻撃は命中-2修正として処理。 高低差戦闘は階段での戦闘でも適用。 ◇精神的特徴 = 精神コマンドはネームドキャラクター専用で、モブNPCやAIは使用できまない。発動タイミングは「攻撃系コマンド:攻撃攻撃前。防御系コマンド:防御判定前。回復&支援系:任意」 ですが相手の判定に割り込ませる事はできません。 ◇強襲揚陸艦 アルゴス = HP:150 DEF:5 装備部位:無し サイズ:LL INT+1・射撃HIT+1 固定装備: EWAC装備 対空レーザー機銃 ダメージ:3D-3/タイプ:刺/速射:4/弾数:80/有効:2-4 対艦ミサイル ダメージ:4D+4/タイプ:叩/速射:2/弾数:40/有効:3-7/遮蔽○ 強襲用クラッシュアンカー(近接攻撃扱い) ダメージ:8d+8/タイプ:叩/速射:1/弾数:2/射程:1-3 アトランティス造船所で建造されていた最新鋭の強襲揚陸艦。強襲揚陸艦とは、兵員や進属騎兵を搭載し敵地域の制圧を支援するのが目的の艦である。竣工したものの各部のチェック中であり、本来この”ナイアガラ”作戦には間に合わないはずであったが、兵力不足等の名目で参加することとなった。 ちなみに、強襲用クラッシュアンカーとは小惑星などに接舷を強行する際に使われる射出式の大型アンカー(錨)であり、間違っても敵にぶつけて使用する類のものではない。 ◇ブルーセル = 合衆国海兵隊標準機体 テスラダイン MAMJ-07B ブルーセル HP:30 DEF:4 装備部位:両手|両肩|背部|腰部|両脚 サイズ:M 合衆国陸軍の標準的な中型AMJであるスーパーセルに母艦への発着艦能力を持たせたもの。 特に性能は向上していないが、元機が良好なバランスであるため運用側からの評価は高い。 ◇シルフィード = アルゴス第2小隊配備機体 テスラダイン MAMJ-07V シルフィード ジャケットモード(人型形態) HP:30 DEF:4 装備部位:両手|両肩|背部|腰部|両脚 サイズ:M ライダーモード(飛行形態) HP:30 DEF:4 MOVE×2・FLEE+1 装備部位:両肩|背部|両脚 近接攻撃・受け・止め不可 ※ライダーモード時のみ、近接武器を除く背部装備を2H状態として使用可能。 両手|腰部の装備は使用不可(外れるわけではない)。 サイズ:M 固定装備:変形機構 「全力移動」のオプションとして、移動後に別形態へ変形することができる。 母艦での運用を前提として開発された可変型のAMJ。流麗な流線型の外見を持つが、実は中枢フレーム部分はスーパーセルと同一である。元が可変機でないものをどうやって母体にしたのか業界でも疑問の声が上がったが、テスラダイン側は「進化金属の特性を応用したものである」との声明を出しただけである。 実際、ライダーモードでの機動もパイロット経験者より騎兵適正の高い者の方が良好であるなど、発言と合致する現象も確認されている。ライダーモードには大気圏突入能力も付加されているとの事だが、これについては有人状態でのテストはまだ行われていない。 ◇百式改 = アルゴス第2小隊配備機体 カトキチ/バリラ 百式重騎兵改 “百式改” HP:35 DEF:6 HIT+2・INT+2・MOVE+1・FLEE+1 装備部位:両手|両肩|背部|腰部|両脚 サイズ:M 固定装備:高機動スラスター(データ反映済) ※同名の両脚用装備は装備不能 百式を宇宙用に改修したもの。ちなみに改修を担当したのはカトキチ最大の盟友そしてライバル、バリラ社(パスタ麺メーカー、本社機能は日本に移転)である。どうやら、「カトキチに出来てウチらに出来んことなんかあらへんわ」とバリラ社社長が対抗意識を燃やしたのが事の真相らしい。…もはや関係者には突っ込む気力すらなかった。 本来宇宙用の高機動スラスターを地上での推進補助にも使えるよう設計しているのは流石の技術力である。 ◇ヘリオス = アルゴス第2小隊配備機体 アトランティス EAMJ-02 ヘリオス HP:35 DEF:3 INT+2 装備部位:両手|両肩|背部|腰部|両脚 サイズ:M 固定装備:EWAC装備 ※同名の特殊装備は装備不能 ※数学魔術の発動体として使用可能。魔術判定+1 造船メーカーのアトランティス・システムが、強襲揚陸艦アルゴスの専用艦載機として開発した早期警戒型のAMJ。 EWAC機としての性能は高く、CIC及び艦所属機とのデータリンクにより、全てを見る天空神ヘリオスの名にふさわしい能力を持つ。 ◇白き神 = 南米奥地の神域で長い眠りにつき、「闘志」持つ者の訪れを待ち続けている石像。その剣は闇を払い、その弓は邪悪を討つと言われている…。 その正体は遥か古代に地球を訪れた機械生命体。「闘志」保持者と精神的にリンクを繋ぐことで絶大な力を発揮する。 正式名称:??? HP:60 DEF:4 STR:20 DEX:12 INT:12 VIT:16 装備部位:両手|両肩|背部|腰部|両脚 サイズ:L 固定装備:マインドリンク 「闘志」保持者とのみ可能。この機体の行動はマインドリンクを行ったPCが指示できる。行動回数は1ラウンドに1回だが、PC一人当たり1戦闘中に1ターンだけ、PCの能力値を適用して行動可能。この場合は行動回数を消費しない扱いとなる。例えば、2人のPCが同じターンに自分の能力値を使用すると宣言すれば、そのターンは機体自身の能力値で1回+PC2人がそれぞれの能力値で行動1回づつ、計3回行動する。効果は1ターンなので、防御の判定回数にも適用される。MPの消費は判定を行った者に発生する。 この機体が破壊された場合、マインドリンクを行ったPC全員が真属化判定を行わねばならず、全員が判定に失敗した時点でこの機体は完全に破壊され復活できなくなる。 初期所持装備(固定装備ではない) Gソード 破壊点:不明 部位:2H/ダメージ:振り+5(斬)・突き+4(刺)/命中修正無し/射程:1-4/消費MP1/受け回数+1/装備点:3 Gアロー 背部に装備 射程:STR 破壊点:不明 部位:2H/ダメージ:5d(刺)/命中+1/速射:1×3※/有効:2-8/消費MP4/装備点:3/遮蔽○ ※1回の射撃時に最大3つの目標を選択可能。命中判定はそれぞれ1回づつ ◇アルファ1 = ◇アルファ2 = ◇アルファ3 = ◇東条 健 = ◇イスカンダール・ジュラーヴリク = ◇マルチェロ = 年長組の18歳。面倒見はいいがプレッシャーに弱い。祖先はミラノの煙突掃除夫。 ◇ニコ = 機動力の増したタラちゃんといった感じの4歳児。元気でよく迷子になる。両親とはぐれているため故郷のことはよく分からないがドイツ語圏らしい。 ◇ショーン・オコネリー = 47歳 男 クラス:ソードマン STR13 DEX11 INT11 VIT10 肉体系技能3 精神系技能2 加速(1)、必中(1)、熱血(2)、鉄壁(2)、ド根性(2)、義(軍)、覚悟完了(軍) アルゴスの副長を務める実直な軍人。階級は少佐。軌道軍設立以来の古参兵の一人で、対エイリアン戦の経験も豊富。 実戦経験と柔軟な思考を生かした参謀職を務めるが、その本質はいかにも海兵隊の叩き上げらしいファイター。 ◇Card Combo = アクションカード(無制限を除く)の使用によって有益な情報を引き出した時などにはカードコンボが発生し、新たなアクションカードを入手する場合がある。逆に、今は知るべきではない真実に近づいてしまったとき、NPCに悪い影響を与えてしまった時などはカードブレイクが発生し、対象PCは任意のカード1枚を捨てねばならない。 ◇ナイアガラ作戦 = 作戦参加戦力は主力艦11隻(アルゴスもこれに含まれる)、補助艦艇25隻、AMJは各主力艦の艦載機を合わせて約160機。ヨーロッパ中部に拠点を築いているエイリアン軍に対しての反攻拠点構築が目的。と同時に、その後に連続して行われる他の逆降下作戦の陽動でもある。 ◇ウルカ = ◇旧中国大陸 = 黒月大戦より死徒に蹂躙された未踏の大地。僅かな領地を日本帝国兵が調査開拓しているに過ぎなかった。地球人類として、そしてアジア解放戦線への領土回復問題もあり、非常にデリケートな区域。魔女の軍勢により一夜の内に制圧された。 ◇田中少将 = ◇佐藤中将 = ◇Dr.ナイア = 眼鏡をかけた褐色肌の女性。チーム・テスラダインのメンバー。帝国軍、アジア解放戦線の両方に顔を出す。解放戦線では博士と呼ばれている。 ◇チーム・テスラダイン = 『戦闘狂・仕事狂・戦争狂』と揶揄される狂人の集団。大量生産する工業力を持たないが故に試験運用前の試作機提供までに止まるが、独創性のある新機構を良心的な価格で次々と打ち出し、狂気の技術力を誇る。試作機の宿命故か安定性が良いとは言えず、パイロットからの人気は悪いものの、一部の目新しい物好きのマニアやエースからは非常に高い評価を受けている。 末端の社員に至るまで社内教育が徹底されており、機体の評価や戦果を最高の快楽としている。同名の子会社とも枝葉別れしたとも言われているが、テスラダイン側は一切の関係を否定している。 ◇パラディンシリーズ = ◇戦略級兵器 = ◇Firia = パラディンシリーズの一。巨大な銃剣を持つ漆黒の騎兵。 ◇黄龍 = 解放戦線の超大型飛行戦闘空母。 ◇マオ・ヤンビン = 毛炎彬。20代。逆立てた短い黒髪の背の低い男。旧中国大陸が誇る英雄の末裔。アジア解放戦線。 ◇ヤン・ドゥーチャン = 楊徳昌。オールバックの青年。アジア解放戦線。 瀬戸内の主 本名はヤン・ドゥーチャン。(注:本名はPCが知る事は出来ません) 活動時の通り名は“瀬戸内の主”や“百式の父”と帝国軍から呼ばれていた。 アジア解放戦線のエースとして戦術教本に載るほどの有名人だが、 素性を隠したまま撃墜後、鳴門の渦潮に飲み込まれ、三年前に戦死扱いとなっていた。 主な活動拠点が瀬戸内近海であり、彼等に甚大な被害を受けたカトキチ社がブチ切れて、 採算度外視の高級機体「百式」を完成させたのは今でも語り草となっている。 真属化はしていない。宗教家のような共産主義信者。自尊心の高い武人。 不毛な挑発に乗る事はない。 STR13・DEX15・INT12・VIT15 肉体系技能:5 精神系技能:2 不屈(1)・必中(1)・義(2)・ド根性(2)・信念(2)・覚醒(3)・魂(3) ◇気絶 = パイロットが起こす状態異常。機体ダメージとは関係がない。 パイロットのHPが1/2(つまりVITと同値以下)になると生命抵抗(VIT基準)を行い、失敗すると気絶。 他には脳ないし腹部重要器官に叩き攻撃が命中した場合、生命抵抗に失敗すると気絶。 脳へのダメージがVITの1/2を越える場合、強制的に気絶。 (GURPS3rd準拠の処理で行っています) ◇真文化大革命 = ◇ヤン・シャオリー = 楊小麗。長い黒髪の少女。ドゥーチャンの妹。ヤン運送の令嬢。アジア解放戦線。 ◇ 舞鶴基地 = 京都府舞鶴市に在る日本海における帝国海軍最大の軍事基地。二百年に渡り数々の激戦を潜り抜けた重要拠点であり、空軍基地としても百年の歴史を持つ。防衛学校、舞鶴病院、司令部、地方総監部、システム通信隊、装備施設本部他多数の施設を含む。 ◇firia = PS02-firia_T2。AMJ。黒い騎士という印象の西洋風のフォルム。PSはパラディンシリーズの、T2はチーム・テスラダインの略称。 PS02-firia_T2 黒い西洋騎士を彷彿とさせるフォルムを持つ中騎兵。 戦術核の一撃に耐え得る為に耐熱処理を施しており重騎兵以上の装甲を持つが、 多数のハードポイントを失う代償として機動性の両立を実現している。 尚、PSの武装には全て『物質硬化』の魔化(常時発動)がされており、 耐久値は二倍として扱う。 HP:60(45+15)・DEF:6・FLEE+1 基本部位:右手|左手|右肩|左肩|背部|腰部1|腰部2|右足|左足 右手:ザルヴァカール 左手:ザルヴァカール 右肩:耐熱装甲板(追加HP+5) 左肩:耐熱装甲板(追加HP+5) 背部:ハードポイント付属大型盾 腰部1:耐熱装甲板(追加HP+5) 腰部2:煙幕手榴弾 腰部3:Mサイズ近接武器(盾内蔵) 右足:ジェットローラーダッシュ(地上用:MOVE+1・FLEE+1) 左足:ジェットローラーダッシュ ザルヴァカール 「ダメージ+2・耐久値×2」されたLサイズ(斬・刺)の近接武器として扱う。 戦術核:広域範囲の為、自動命中として扱う。半径10hexのエリアに100D6のダメージを与える。 射撃武器として使用する際は1H武器として使用できる。 銃剣は破壊されると即座に暴発し、戦術核を自分を中心に射出した扱いとして処理する。 旧大戦の研究者から『龍剣』とも呼ばれる両手剣。 魔術教会員のサーヴァントが用いていた伝承も遺されている。 耐熱装甲板 ハードポイントを一箇所消費する代わりに追加HP5点を得る。 この装甲板は核被害を抑える為に耐熱処理が施されている。 ハードポイント付属大型盾 効果範囲外から戦術核を発射しても大型盾の使用が前提とされる。 ◇フランケンシュタイン・ヒルダ = チーム・テスラダインの研究員 。白い肌、金髪蒼眼の女性。稀代の天才児、フランケンシュタイン・ブリジット(外伝参照)と身体特徴が瓜二つであり、戸籍上は実の姉とされる女性だが、隠された側面は妹の試作品であり失敗作。 愛国心、愛社精神、人類愛等……愛と冠する感情は揃って皆無だが、悪意は全くない。 単純に自分で作り上げた兵器の限界を知りたいが為にT2社研究員となる。 そこには失敗作とされ、組織から放棄された人並みの劣等感が無意識下に働いているのであろう。 人間味の無いロボットのように思われがちだが、コミュニケーションを理解する感情は持ち合わせており、事務的ながらも食い付きは良い。 ◇青い月 = エーデルワイス専用強制装備。青白い光を発する双子剣。刀身に『ニム=レグナム』『ニム=バグナム』と彫りこまれている。 部位:1H/ダメージ:振り+6(叩)・振り+5(斬)・突き+4(刺)/命中修正無し/射程:1-2/装備点:0 近接武器(M)として扱うが耐久値は従来の2倍である16点として扱う。 右手or左手に装備している時に限り、FLEE(能動防御)が2点上昇する。(二刀流で4点上昇) 『青い月』で『受け』が成功した場合、両者は『DEX+肉体系技能』で即決勝負を行い、 勝利すると『ネームドアイテム以外』の武器破壊が可能となる。 高速振動剣:MPを2点消費する事により、1ターン中は『青い月』使用時に限り、敵DEFを80%ダウンしてダメージ計算する。 注:使用時にファンブルを振ると暴発し、攻撃命中時と同等のダメージが使用者の機体に入る。 ◇ゾディアック = 紅灯陣専用強制装備。背中に装着する精神感応型ビット。黄道十二宮になぞられて12発搭載されている。 部位:背部/ダメージ:3D-3(刺)/速射:1/弾数:12/有効2-9/消費MP2/装備点:0 遠距離武器として扱う。 命中時には必ず背面から攻撃した扱いとなり、対象は回避に-4の修正が入る。 この攻撃は『致命傷』として扱い、クリティカル値が1点上昇する。 注:使用時にファンブルを振ると暴発し、攻撃命中時と同等のダメージが使用者の機体に入る。 命中値の高度修正&サイズ補正を無視。 ◇ヤン運送 = 西日本、特に瀬戸内周辺の海輸や陸輸の大半を引き受ける大手運送業者。 ◇スカーレッド・ビー = その名の通り、巨大な赤い蜂を彷彿とさせる形状。部位は独立した器官・攻撃回数を有している。 (各部位を破壊すると各々の固定装備と固有能力が失われていく。) パイロットは2ラウンド目から毎ターン頭にMP5点消耗していき、MPが0になると毎ターン頭にパイロットのHPに5ダメージを受けていく。 「パイロットが死亡、機体頭部の破壊、全ての機体部位の破壊」 このいずれかに該当すると帰巣プログラムが起動し撤退する。 紅蜂形態時にHPが0になると撃墜され完全勝利とされる。 頭部:HP60/DEF6/サイズS 固有能力:帰巣プログラム 固定装備:機銃(スナイパーライフルと同上:弾数10発に変更) 胴体部(上):LHP60/DEF6/サイズL 固有能力:燐粉(チャフ:ミサイル兵器無効) 固定装備:大口径ビーム砲 (ロックガンとデータは同じ。弾数のみ10発に増加しています。) 破壊時に飛行不可。 胴体部(下):HP60/DEF6/サイズL 固有能力:弾幕地獄 半径6ヘクスに存在する全ての敵ユニットに、自動命中(止め・避け可能)の射撃攻撃(叩き:3D)を与える。 固定装備:なし 完全飛行ユニットの為、地上ユニットの近接攻撃は射程範囲外 胴体部(上下)が破壊されると頭部が紅蜂に変形する。 鬼畜破壊兵器・紅蜂:HP80・DEF8・FLEE+2・MOVE+5・サイズS (分離前に受けたダメージは全快する。) 固有能力1:毎ターン頭にユニットのHPが自動回復(1T/5点) 固有能力2:チャフ(ミサイル兵器無効) 固有能力3:ビームコーティング(ビーム兵器ダメージ50%OFF) 固定能力4:鬼畜弾幕地獄 半径12ヘクスに存在する敵味方全てのユニットに、自動命中(止め・避け可能)の射撃攻撃(叩き:4D)を与える。 固定装備:紅蜂針(パイルバンカーの杭を遠距離攻撃武器として射出する) ダメージ:5D-5/タイプ:刺/速射:1/弾数:20/有効:2-5/ 紅蜂形態時では帰巣プログラムが一時停止しており、 パイロットが死のうとも敵味方が全て消滅するまで戦場を舞い続ける。 ◇山岳エリアの移動修正 = 全ての歩兵ユニットの移動力は1/2。